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2021年9月27日発売

法政大学出版局

出版社名ヨミ:ホウセイダイガクシュッパンキョク

百年の変革

三・一運動からキャンドル革命まで
サピエンティア
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内容紹介
1919年、日本からの独立運動である三・一運動に始まり、南北分断、四月革命(1960年)、五・一八民主化運動(光州抗争、1980年)、六月民主抗争(1987年)、南北首脳の六・一五宣言(2000年)を経てキャンドル革命(2016~17年)に至る百年のダイナミックな変革の歴史を、白楽晴や白永瑞をはじめ第一線で活躍する知識人・研究者が多角的に描き出す。
目次
日本語版への序文 編者・白永瑞

はじめに 編者・白永瑞

序章 三・一と朝鮮半島式の国づくり 白楽晴

第Ⅰ部 キャンドル革命の視点で振り返る三・一

第一章 三・一運動、韓国近現代からの再考 林熒澤
第二章 独特な植民地・朝鮮──植民地化は最も遅く、蜂起は最も早く ブルース・カミングス
第三章 時間(Kairos)と記憶(Memory)──建国元年、建国記念日、年号 都珍淳
第四章 連動する東アジアと三・一運動──学習され続ける革命 白永瑞
第五章 三・一運動、キャンドル革命、そして「真理の出来事」 李南周

第Ⅱ部 三・一後に累積されてきた運動と思想

第六章 三・一運動、ジェンダー、平和 李智媛
第七章 四月革命、民主抗争の可能性と現実性 洪錫律
第八章 五・一八精神の普遍化のために 申起旭
第九章 六月抗争と八七年体制──憲政体制の観点から 金鍾曄
第十章 朝鮮半島の分断体制の独特さと六・一五時代 柳在建
第十一章 未完の、あるいは進行中の革命──キャンドル革命後の韓国社会と新たな共同性の模索 鄭憲穆

初出一覧
「百年の変革」史を読む──「監訳者あとがき」に代えて
事項索引
人名索引
執筆者紹介
著者略歴
白永瑞(ペク ヨンソ peku yonso)
延世大学名誉教授、西橋研究所理事長。著書に、『共生への道と核心現場──実践課題としての東アジア』(趙慶喜監訳、中島隆博解説、法政大学出版局、2016年)、『東アジアの帰還』、『社会人文学の道』、『核心現場で東アジアを再び問う』、『キャンドルの目で三・一運動を見る』(共著)など。
青柳 純一(アオヤギ ジュンイチ aoyagi junichi)
1949年東京生まれ。東北大・大阪外大・大阪教育大学で学び、高校・大学講師を経て、1990年より光州(朝鮮大)・釜山(釜山大)全州(韓一大)で十四年間の教員生活、今は季刊の雑誌『アジェンダ』に「韓国市民革命に学び、現代日本を思う1~10」を連載中。主な著書に、『韓国民主化100年史』(新幹社、2019年)、『被ばく者差別をこえて生きる──韓国原爆被害者2世金亨律とともに』(編訳も、三一書房、2014年)、訳書に、白楽晴『韓国 民主化2.0──「二〇一三年体制」を構想する』(岩波書店、2012年)、李泰昊『鴨緑江の冬──北に消えた韓国の民族指導者』(社会評論社、1993年)など。
タイトルヨミ
カナ:ヒャクネンノヘンカク
ローマ字:hyakunennohenkaku

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