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2020年6月1日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

サイバーハラスメント

現実へと溢れ出すヘイトクライム
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内容紹介
サイバーストーキングやリベンジポルノなど、ネット上のヘイトクライムを広く対象とする本書。ハラスメント被害の様々な事例を分析するとともに、いかなる法的・社会的対応が可能かを提起する。仮想空間/現実空間の境界の消失点を見定めた名著の邦訳版。
目次
序論

第Ⅰ部 サイバーハラスメントを理解する

第1章 デジタルヘイト
第2章 ネットの利点が欠点に変わるとき
第3章 社会通念がもたらすもの

第Ⅱ部 前へ進む

第4章 公民権運動の過去と現在
第5章 法にできること、法がすべきこと
第6章 ハラスメント加害者に対する法改正
第7章 サイト運営者と雇用主を見据えた法改革
第8章 「ネットを壊すな」――言論の自由からの挑戦
第9章 シリコンバレー、親たち、そして学校

結論

 解説
 註
著者略歴
ダニエル・キーツ・シトロン(ダニエル キーツ シトロン danieru kiitsu shitoron)
ボストン大学法学部教授。情報プライバシー、表現の自由、公民権法について教え、執筆活動を行っている。2015年には英国Prospect誌のTop 50 World Thinkersの一人に選ばれた。2018年にはUMD Champion of Excellence賞を受賞。フォーダム大学ロースクール(2018年秋)とジョージ・ワシントン・ロースクール(2017年春)で客員教授を務める。今後はシカゴ大学ロースクールとハーバード大学ロースクールで客員教授を務める予定。
明戸 隆浩(アケド タカヒロ akedo takahiro)
東京大学大学院情報学環特任助教。AMSEA(東京大学・社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業)スタッフ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門は社会学、社会思想、多文化社会論。著書に『社会の芸術/芸術という社会』(共著、フィルムアート社、2016年)、『排外主義の国際比較』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。訳書にエリック・ブライシュ『ヘイトスピーチ』(共訳、明石書店、2014年)など。
唐澤 貴洋(カラサワ タカヒロ karasawa takahiro)
第一東京弁護士会所属弁護士。慶應義塾大学総合政策学部卒業、早稲田大学法科大学院修了。主な取扱分野は一般民事及び商事事件、刑事事件、入管事件、インターネットに関する法律問題。著作に『そのツイート炎上します!――100万回の殺害予告を受けた弁護士が教える危機管理』(カンゼン社、2019年)、『炎上弁護士』(日本実業出版社、2018年)、『デジタル法務の実務Q&A』(共著、日本加除出版、2018年)ほか。
原田 學植(ハラダ ガクウエ harada gakuue)
第一東京弁護士会所属弁護士。京都大学法学部卒業、京都大学法科大学院修了。主な取扱分野は一般民事及び商事事件、刑事事件、入管事件、インターネットに関する法律問題。著作に「諸外国におけるインターネット上の権利侵害情報対策に関する調査研究の請負」(共同調査研究報告、総務省、2018年)、『デジタル法務の実務Q&A』(執筆協力、日本加除出版、2018年)、『最新 債権法の実務』(共著、新日本法規出版、2017年)ほか。
大川 紀男(オオカワ ノリオ ookawa norio)
フリー翻訳者・編集者。国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒業後、いくつかの出版社・企業への勤務を経て1984年、株式会社オメガコムを設立し、同社代表取締役・クリエイティブディレクターに就任。2012年、同社退任と同時にフリーとして独立。約40年にわたって一貫して翻訳・編集業務に従事。主な訳書はケント・E・カルダー著『新大陸主義』(潮出版社、2013年)、ダニエル・コナハンほか著『図説お金と人生』(悠書館、2014年)、荒了寛編著『日本人の目、アメリカ人の心――ハワイ日系米兵の叫び』(開拓社、2017年)ほか。
タイトルヨミ
カナ:サイバーハラスメント
ローマ字:saibaaharasumento

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