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2023年11月14日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

ノンバイナリー

30人が語るジェンダーとアイデンティティ
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内容紹介
近年、ジェンダーを論じる際には、旧来の男女二元論を超えるようになってきている。本書は現代社会に生きる「ノンバイナリー」(性自認が男女の二枠に当てはまらない人)たち30人の率直な語りを集め、ジェンダーとは何かという問いに真正面から向き合う。
目次
 序文 ジェンダークィアからノンバイナリー、そして……[リキ・ウィルチンズ]
 イントロダクション[マイカ・ラジャノフ、スコット・ドウェイン]


第1部 ジェンダーとは何だろうか?

第1章 煙のなかのカタルシス[アレックス・スティット]
第2章 自分自身を脱構築〔デコンストラクション〕する[リーヴァイ・S・ゴヴォーニ]
第3章 コアトリクエ[フェイ・ヘルナンデス]
第4章 マイカル[マイカル“МJ”ジョーンズ]
第5章 私のジェンダークィアバックパック[メリッサ・L・ウェルター]
第6章 スクリムショー[レイ・セオドア]


第2部 可視性――立ち上がること、そして目立つこと

第7章 それより前からジェンダークィアでいること[ジェニー・ビーミン]
第8章 トークンの一日[サンド・C・チャン]
第9章 超可視性[ヘイヴン・ウィルヴィッチ]
第10章 過酷な迷路で新風を巻き起こす[キャメロン・アッカーマン]
第11章 命の脅迫[ジェフリー・マーシュ]
第12章 ジェンダークィアなだけで脅威ではない[ジェイス・ヴァルコア]


第3部 コミュニティ――私たちの居場所を作ること

第13章 私は何者だろうか?[CK・コームス]
第14章 信仰をめぐる考察[ジェイ・ウェア]
第15章 あなたのニブリングだとカミングアウトする――知り合いみんなにジェンダークィアだと話して何が起こったか[シンクレア・セクスミス]
第16章 紫のマニキュア[ジェイミー・プライス]
第17章 地図にない道――アジェンダーの10代を育てて[アビゲイル]
第18章 名前はいつも変わらない[ケイティ・クーンス]


第4部 トランスとして十分であること――表現し、違いを明確化する

第19章 小文字のQ[キャル・スパロウ]
第20章 傍観者でいることに甘んじてはいけない[スージー・チェイス]
第21章 あなたには私が見える[ブライアン・ジェイ・イーリィ]
第22章 服がジェンダーとジェンダークィアを作る[オーブリ・ドレイク]
第23章 カササギの飛翔[アダム“ピカピカ”スティーブンソン]
第24章 私の風景のなかのよそ者[s・e・スミス]


第5部 二元性を再定義する――ジェンダーの矛盾と可能性

第25章 ふたつではない[エイブリー・エリクソン]
第26章 キッチンシンク・ジェンダー[ニノ・シプリ]
第27章 パンクで育つことがジェンダー・ノンコンフォーミングとして生きることを教えてくれた[クリストファー・ソト]
第28章 ゆりかごでおやすみ、バイナリー[ジュールス・デラクルーズ]
第29章 ジェンダーを探す旅に出て、また元の場所に戻る[コーリー・マーティン=デイモン]
第30章 ノン/バイナリーを再考する[イーライ・アーリック]


 謝辞

 訳者あとがき
 原注
 寄稿者たち
著者略歴
マイカ・ラジャノフ(マイカ ラジャノフ maika rajanofu)
ライター、研究者であり、活動家。2011年からノンバイナリーのための情報を発信するサイト「genderqueer.me」を運営している。マイカ自身の性別移行のストーリーは、主要な出版物や長編ドキュメンタリーで紹介されてきた。
スコット・ドウェイン(スコット ドウェイン sukotto dowein)
作家、活動家であり、クィアのトランス男性。トランスの声が聞こえてくるリソースやスペースを作ることに力を注いでいる。
山本 晶子(ヤマモト アキコ yamamoto akiko)
翻訳家。成蹊大学文学部卒。 訳書に『驚きがブレイクスルーをもたらす』(マグロウヒル・エデュケーション)、『インドでバスに乗って考えた――混沌を生きる知恵』(KADOKAWA)。
タイトルヨミ
カナ:ノンバイナリー
ローマ字:nonbainarii

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