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定価:3,850円(3,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
学習者を中心とする学習環境とはどのようなものか。革新的な教授法に焦点を当てたOECDプロジェクトの成果をもとに、新たな学習枠組みや効果的な教授実践、国際的レベルにまで広がる学校ネットワーク実践例から得られる新たなアプローチを提起する。
目次
序文
要旨
第Ⅰ部 革新的教授法の重要性
第1章 教授法を革新することの重要性――概観と要点
第1節 今なぜ教授法が問題なのか
第2節 教授法と教師の専門職性
第3節 効果的な教授法のカギとなる要素――5つのCで構成される「C枠組み」
第4節 教授法のアプローチを定義する
第5節 革新的教授法を促進するネットワークの役割
第6節 政策議論を組み立て直すための重要なメッセージ
第7節 まとめ
第2章 教授と学習との複雑な相互作用――革新的教授法の理解
第1節 革新的教授法についての研究背景と文献資料
第2節 教授法の相互作用と連続性の概念的理解
第3節 「C枠組み」による革新的教授法の概念的理解
第4節 本書の方法論
付録2.A ネットワークへの質問票
第3章 C枠組みの構築にあたって――洞察と振り返り
第1節 教授法の目的――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
第2節 適合型教授:生徒の個人差と生産的学習――ハナ・デュモン(ドイツ国際教育研究所)
第3節 革新的教授法と従来の教授法との組み合わせ――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
第4節 教授法と教育内容:数学・非母語・社会情動的学習――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
第5節 教授法を「新たな学習者」の環境やテクノロジーに適合させる――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
第6節 変化とテクノロジーが強化された革新的教授法――ナンシー・ロウ(香港大学)
第Ⅱ部 革新的教授法の編集
第4章 6つの革新的教授法
第1節 革新的教授法の特定と選択
第2節 一連の革新的教授法
第3節 「C枠組み」を通してみる革新的教授法
第4節 革新的教授法を組み合わせるための手がかり
第5節 6つの革新的教授法の概要
第5章 ブレンド型学習
第1節 ブレンド型学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第6章 ゲーミフィケーション
第1節 ゲーミフィケーションの定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第7章 コンピュータ活用思考
第1節 コンピュータ活用思考の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第8章 体験学習
第1節 体験学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第9章 つくり・あらわす学習
第1節 つくり・あらわす学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習に備わっている内容
第5節 教授と学習が置かれている状況
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第10章 マルチリテラシーと討論型教授
第1節 マルチリテラシーと討論型教授の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習に備わっている内容
第5節 教授と学習が置かれている状況
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第Ⅲ部 革新的学校のネットワーク
第11章 強力な学習ネットワークのための革新的教授法
第1節 はじめに
第2節 教授法アプローチネットワーク
第3節 革新推進ネットワーク
第4節 専門職教育ネットワーク
第5節 ネットワークのさまざまな成長の経験
第6節 まとめ
第12章 革新的な教授法と教授・学習へのアプローチ
第1節 はじめに
第2節 教授法アプローチネットワークの主要な要素
第3節 OECDの学習原理に対する支持
第4節 指導や教授法における評価の役割
第5節 学習者の声と学びを自らのものにする力
第6節 ネットワークのカリキュラム及び学習者の焦点
第7節 テクノロジーを中心に置くことについて
第8節 カギとなる実践――何が実践されるべきか
第9節 まとめ
第13章 教職の専門的要求と教職専門研修におけるネットワークの役割
第1節 はじめに
第2節 教授法のアプローチはどのように教師に要求するか
第3節 ネットワークのアプローチの組織的要求
第4節 ネットワークと専門職教育
第5節 ネットワークの評価とそのメンバー校
第6節 まとめ
謝辞
監訳者・訳者解説
要旨
第Ⅰ部 革新的教授法の重要性
第1章 教授法を革新することの重要性――概観と要点
第1節 今なぜ教授法が問題なのか
第2節 教授法と教師の専門職性
第3節 効果的な教授法のカギとなる要素――5つのCで構成される「C枠組み」
第4節 教授法のアプローチを定義する
第5節 革新的教授法を促進するネットワークの役割
第6節 政策議論を組み立て直すための重要なメッセージ
第7節 まとめ
第2章 教授と学習との複雑な相互作用――革新的教授法の理解
第1節 革新的教授法についての研究背景と文献資料
第2節 教授法の相互作用と連続性の概念的理解
第3節 「C枠組み」による革新的教授法の概念的理解
第4節 本書の方法論
付録2.A ネットワークへの質問票
第3章 C枠組みの構築にあたって――洞察と振り返り
第1節 教授法の目的――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
第2節 適合型教授:生徒の個人差と生産的学習――ハナ・デュモン(ドイツ国際教育研究所)
第3節 革新的教授法と従来の教授法との組み合わせ――アメリア・ピーターソン(ハーバード大学)
第4節 教授法と教育内容:数学・非母語・社会情動的学習――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
第5節 教授法を「新たな学習者」の環境やテクノロジーに適合させる――マーク・ラファンテ(教育コンサルタント)
第6節 変化とテクノロジーが強化された革新的教授法――ナンシー・ロウ(香港大学)
第Ⅱ部 革新的教授法の編集
第4章 6つの革新的教授法
第1節 革新的教授法の特定と選択
第2節 一連の革新的教授法
第3節 「C枠組み」を通してみる革新的教授法
第4節 革新的教授法を組み合わせるための手がかり
第5節 6つの革新的教授法の概要
第5章 ブレンド型学習
第1節 ブレンド型学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第6章 ゲーミフィケーション
第1節 ゲーミフィケーションの定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第7章 コンピュータ活用思考
第1節 コンピュータ活用思考の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第8章 体験学習
第1節 体験学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習が置かれている状況
第5節 教授と学習に備わっている内容
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第9章 つくり・あらわす学習
第1節 つくり・あらわす学習の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習に備わっている内容
第5節 教授と学習が置かれている状況
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第10章 マルチリテラシーと討論型教授
第1節 マルチリテラシーと討論型教授の定義
第2節 教授法の組み合わせ
第3節 教授法の専門的応用
第4節 教授と学習に備わっている内容
第5節 教授と学習が置かれている状況
第6節 期待される変化
第7節 まとめ
第Ⅲ部 革新的学校のネットワーク
第11章 強力な学習ネットワークのための革新的教授法
第1節 はじめに
第2節 教授法アプローチネットワーク
第3節 革新推進ネットワーク
第4節 専門職教育ネットワーク
第5節 ネットワークのさまざまな成長の経験
第6節 まとめ
第12章 革新的な教授法と教授・学習へのアプローチ
第1節 はじめに
第2節 教授法アプローチネットワークの主要な要素
第3節 OECDの学習原理に対する支持
第4節 指導や教授法における評価の役割
第5節 学習者の声と学びを自らのものにする力
第6節 ネットワークのカリキュラム及び学習者の焦点
第7節 テクノロジーを中心に置くことについて
第8節 カギとなる実践――何が実践されるべきか
第9節 まとめ
第13章 教職の専門的要求と教職専門研修におけるネットワークの役割
第1節 はじめに
第2節 教授法のアプローチはどのように教師に要求するか
第3節 ネットワークのアプローチの組織的要求
第4節 ネットワークと専門職教育
第5節 ネットワークの評価とそのメンバー校
第6節 まとめ
謝辞
監訳者・訳者解説
著者略歴
OECD教育研究革新センター(オーイーシーディーキョウイクケンキュウカクシンセンター ooiishiidiikyouikukenkyuukakushinsentaa)
OECD教育研究革新センター(The OECD Centre for Educational Research and Innovation, CERI)は、すべての人の生涯学習を実現するために、研究主導型の活動を行っている。正規の教育システムにとらわれず、教育と学習の未来について考察している。CERIは、特に新しいトレンドや問題に焦点を当てつつ、変化する教育環境のために先を見通した革新的な課題を設定することを目指している。CERIの目標は、実証分析とイノベーション意識を全面的に取り入れた研究成果を生み出すことで、特に、研究活動を強固にするための統計的証拠の蓄積と主要指標の開発に重点を置いている。
冨田 福代(トミタ フクヨ tomita fukuyo)
岐阜聖徳学園大学・大学院教授。1953年生まれ。大阪教育大学教職大学院教授、関西国際大学・大学院教授他を経て現職。英国ロンドン大学教育研究所博士課程(PhD)、東京大学教育学部研究科博士課程で学ぶ。社会活動として、文部科学省「大学設置・学校法人審議会(大学設置分科会)」専門委員、同省「教職大学院特別審査会」専門委員、大阪府教育委員会「評価委員会」委員(委員長代理)、大阪市教育委員会「大阪市教育振興基本計画策定有識者会議」委員、同教育委員会学校活性化推進事業「校長経営戦略支援予算選定会議」委員(主査)、一般財団法人教員養成評価機構評価委員会意見申立審査会委員、他。著書等として、OECD著『教師の現職教育と職能開発:OECD諸国の事例比較』(解説担当、ミネルヴァ書房、2001年)、日本教育大学協会『世界の教員養成〈2〉欧米オセアニア編』(共著、pp.23-48、学文社、2005年)、『続 教師教育の創造:専門職としての教職を問う』(稲垣忠彦・牛山榮世著、寺﨑昌男・冨田福代編、評論社、2013年)などがある。
篠原 康正(シノハラ ヤスマサ shinohara yasumasa)
元文部科学省外国調査官。1956年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程、英国ウェールズ大学を経て、1995年より文部省(~2017年)。イギリス等諸外国の教育動向・制度・政策分析に携わるとともに、OECD教育統計関連事業報告書の翻訳・解説を手がける。訳書にOECD教育研究革新センター編著『アートの教育学:革新型社会を拓く学びの技』(共訳、明石書店、2016年)、同『メタ認知の教育学:生きる力を育む創造的数学力』(共訳、明石書店、2015年)、OECD編著『PISAから見る、できる国・頑張る国2:未来志向の教育を目指す:日本』(共訳、第7章担当、明石書店、2012年)などがある。
篠原 真子(シノハラ マサコ shinohara masako)
国立教育政策研究所名誉所員。1963年生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科、同教育学系助手、文部省(文部科学省)を経て国立教育政策研究所総括研究官(2001~2023年)。著作に‘Information literacy’: Japan’s challenge to measure skills beyond subjects(corresponding author), Educational Research, Vol.63 No.1, Special Issue: Changing times, changing assessments: International perspectives, pp.95-113(March 2021)、『PISA調査の解剖:能力評価・調査のモデル』(共著、東信堂、2019年)、「連載:PISAが描く世界の学力マップ(第1~24回)」(時事通信社『内外教育』第6332号~6378号、2014年)など。訳書にOECD教育研究革新センター編著『メタ認知の教育学:生きる力を育む創造的数学力』(共訳、明石書店、2015年)、同『こころの発達と学習の科学:デジタル時代の新たな研究アプローチ』(共訳、明石書店、2023年)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ガクシュウカンキョウデザイン
ローマ字:gakushuukankyoudezain
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