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定価:8,580円(7,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
イギリスでは早くも古代ローマ時代から、黒人が連綿と歴史を紡いできた。しかし奴隷貿易の時代が始まると、いつしかblackとbritishという二つの形容詞は共起不可能とまで言われるようになっていた――。黒人たちのイギリス史とは、単なる一国史に留まらないグローバルな歴史である。
目次
序文
序章 「彼方をさまよった幾年月」
――パウエルの理想の過去に反して黒人たちのイギリス史を紡ぐ
第一章 「ハムの息子たち」
――アフリカ人との遭遇、ローマ期から大航海時代までの三~十六世紀
第二章 「ブラックムーアたち」
――チューダー朝期・スチュアート朝期の黒人イギリス人、十六~十七世紀
第三章 「黒人または犬用の」
――ジョージ朝期の黒人イギリス人、十八世紀
第四章 「澄みすぎるイングランドの空気は奴隷には吸えない」
――ジョージ朝期の奴隷制訴訟、一七六五~七二年
第五章 「自由の国」
――アメリカ独立戦争からシエラレオネ植民地の建設へ、一七七二~一八〇七年
第六章 「怪物は死んだ」
――イギリス帝国における奴隷制の廃止、一七七二~一八三八年
第七章 道徳的使命
――全世界での奴隷制廃止を目指して、一八四〇年~十九世紀後半
第八章 「解放アフリカ人たち」
――イギリスによる奴隷貿易制圧作戦、一八〇七~八〇年
第九章 「綿花は王である」
――アメリカ深南部奴隷制との関係、一八三〇~六〇年代
第十章 「殺戮の中には慈悲がある」
――ジャマイカのモラント・ベイ反乱、一八六〇年代
第十一章 「最暗黒のアフリカ」
――アフリカ分割とアフリカ人の展示、十九世紀末
第十二章 「私たちは有色人の帝国」
――第一次世界大戦ヘの黒人の参戦、一九一〇年代
第十三章 「あたしたちはあの人たちの肩を持つよ」
――第二次世界大戦中の黒人米兵、一九四〇年代
第十四章 「乗っ取られる」
――第二次世界大戦後の入移民問題、一九四〇年代末~八〇年代
第十五章 「敵対的な環境」
――オリンピック開会式からBLM運動まで、二〇一〇~二〇年代初頭
結語
謝辞
解題
原注
参考文献
索引
序章 「彼方をさまよった幾年月」
――パウエルの理想の過去に反して黒人たちのイギリス史を紡ぐ
第一章 「ハムの息子たち」
――アフリカ人との遭遇、ローマ期から大航海時代までの三~十六世紀
第二章 「ブラックムーアたち」
――チューダー朝期・スチュアート朝期の黒人イギリス人、十六~十七世紀
第三章 「黒人または犬用の」
――ジョージ朝期の黒人イギリス人、十八世紀
第四章 「澄みすぎるイングランドの空気は奴隷には吸えない」
――ジョージ朝期の奴隷制訴訟、一七六五~七二年
第五章 「自由の国」
――アメリカ独立戦争からシエラレオネ植民地の建設へ、一七七二~一八〇七年
第六章 「怪物は死んだ」
――イギリス帝国における奴隷制の廃止、一七七二~一八三八年
第七章 道徳的使命
――全世界での奴隷制廃止を目指して、一八四〇年~十九世紀後半
第八章 「解放アフリカ人たち」
――イギリスによる奴隷貿易制圧作戦、一八〇七~八〇年
第九章 「綿花は王である」
――アメリカ深南部奴隷制との関係、一八三〇~六〇年代
第十章 「殺戮の中には慈悲がある」
――ジャマイカのモラント・ベイ反乱、一八六〇年代
第十一章 「最暗黒のアフリカ」
――アフリカ分割とアフリカ人の展示、十九世紀末
第十二章 「私たちは有色人の帝国」
――第一次世界大戦ヘの黒人の参戦、一九一〇年代
第十三章 「あたしたちはあの人たちの肩を持つよ」
――第二次世界大戦中の黒人米兵、一九四〇年代
第十四章 「乗っ取られる」
――第二次世界大戦後の入移民問題、一九四〇年代末~八〇年代
第十五章 「敵対的な環境」
――オリンピック開会式からBLM運動まで、二〇一〇~二〇年代初頭
結語
謝辞
解題
原注
参考文献
索引
著者略歴
デイヴィッド・オルソガ(デイヴィッド オルソガ deividdo orusoga)
1970年ナイジェリアのラゴス生まれ。リヴァプール大学で歴史学を専攻、リーズ・トリニティ大学大学院で放送ジャーナリズムを専攻。イギリス放送協会(BBC)に入り、プロデューサー、司会者を務める。番組に対するイギリスアカデミー賞等の受賞。2019年にマンチェスター大学パブリック・ヒストリーの教授に就任、現在に至る。19年にイギリス帝国勲章(OBE)、21年にイギリス学士院会長賞、22年にノートン・メドリコット歴史貢献メダル受賞。現在、イギリス学士院、王立文学協会、王立歴史協会のフェロー。本書をはじめとする主要著書は「解題」を参照。
平田 雅博(ヒラタ マサヒロ hirata masahiro)
1951年青森県生まれ。東京大学文学部卒業、東京都立大学大学院退学、愛媛大学法文学部助教授、青山学院大学文学部教授などを経て、現在、青山学院大学名誉教授。
単著として『イギリス帝国と世界システム』2000年、『内なる帝国・内なる他者――在英黒人の歴史』2004年、『ウェールズの教育・言語・歴史――哀れな民、したたかな民』2016年、『ブリテン帝国史のいま――グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで』2021年(以上、晃洋書房)、『英語の帝国――ある島国の言語の1500年史』2016年、『黒いイギリス人の歴史――忘れられた2000年』2025年(以上、講談社)。
細口 泰宏(ホソグチ ヤスヒロ hosoguchi yasuhiro)
1987年東京都生まれ。中央大学文学部卒業、青山学院大学大学院修了。博士(歴史学)。現在、青山学院大学非常勤講師。専門分野はイギリス帝国史。
主要業績:「グランヴィル・シャープの反奴隷制法廷闘争――18世紀イギリスにおける「奴隷制」の実態」『紀要』(青山学院大学文学部)61号、2020年。「グランヴィル・シャープの反奴隷制運動――「国制・帝国統治改革運動」の観点から」青山学院大学博士論文、2021年。
信澤 淳(ノブサワ マコト nobusawa makoto)
駒澤大学大学院博士後期課程退学。静岡大学、青山学院大学、元非常勤講師。
専門分野、イギリス帝国史、西洋史学史。
主要業績:「マコーリーと「長い十八世紀」――現代史としての『イングランド史』」『駒澤大学大学院史学論集』38号、2008年。「マコーリーのアイルランド史像の形成と展開――政治的な議論と歴史的な叙述の関係性の視点からの一考察」『駒沢史学』70号、2008年。
タイトルヨミ
カナ:コクジンタチノイギリスシ
ローマ字:kokujintachinoigirisushi
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