目次

和歌・連歌・俳諧〈俳諧連歌〉という文学
旅の「夜」を詠む羇旅歌
宗尊親王の万葉歌摂取の一手法
鎌倉・南北朝期における中殿和歌御会と三席御会
『長短抄』と『竹園抄』
『実隆公記』文明八年十月条に見える「名所部類」編纂活動について
冷泉為和の和歌表現
鷺水浮世草子における引用和歌
大田垣蓮月の画賛観
連歌テニハ論と『知連抄』テニハ付合法の性格
能阿『集百句之連歌』の再検討
『河越千句』の異同と式目
付合はどこから来たのか
付句集『春夢草』古注の性格
「うつほ寄合」と荒木田麗女
近世前期〈芭蕉以前〉における恋俳諧
園女自撰集『菊の塵』に見る菊の句
笑話のなかの俳諧
俳句革新運動期における「新題」
石川淳と俳諧
失われた風景を追う
中世日本の辺境認識
『平家物語』における和歌一覧. 巻一～巻六
柿衞文庫蔵『歴翁廿四歌仙』翻刻と解題