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定価:2,640円(2,400円+税)
判型: X
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内容紹介
「生き延びること」を巡る講義集。▼「生死の先にあるもの」としての「生き延び」「サバイバル」に焦点を当てた論集。さまざまな文脈で「生きにくさ」「生きづらさ」が論じられる現在、私たちは「生き延びる」ことについての経験や知識をどの程度持っているだろうか。遺体科学、政治思想、医療人類学、労働の現場など多彩な切り口で、「生き延び」についての視座を提供する。
目次
はじめに——この授業に生き延びがかかっていたもの 高桑和巳寿命について考える 高木由臣今「追い込まれた末の死」を考える ——精神科臨床実践をめぐる医療人類学 北中淳子遺体科学の提唱 遠藤秀紀クリプトビオシス——隠された生命 鈴木 忠貧困を生き延びるということ——労働・生命・自由 杉田俊介真剣勝負を生き抜いた武蔵の教え 吉田泰将「生き延びること」の政治経済学 ——グローバリゼーションと2つのサヴァイヴァル 増田一夫生き延びるアート ——ロックの名曲と「ネガティブなもの」の効用 武藤浩史エッジワークの社会学——人はなぜリスクを冒すのか 根上 優武の死生学 前林清和
著者略歴
慶應義塾大学教養研究センター(ケイオウギジュクダイガクキョウヨウケンキュウセンター keiougijukudaigakukyouyoukenkyuusentaa)
高桑和巳(タカクワカズミ takakuwakazumi)
タイトルヨミ
カナ:イキノビルコト
ローマ字:ikinobirukoto
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