近刊検索 デルタ

2018年10月25日発売

皓星社

出版社名ヨミ:コウセイシャ

なくした「手」を探して ある書家の旅路

ある書家の旅路
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内容紹介
「運は天から舞い降りてきたわけではない。たくさんの人によってもたらされた」と筆者は語る。「手を包帯したお母さん」「手のない書家」「千本の手」。さまざまに称される中でその人たちと向き合い続けてきた。書家として、ケースワーカーとして、妻として歩んだ日々の豊かな経験と、数々の出会いの旅路を綴る。
目次
手と縁(えにし)の章

母/学校の洗礼/兄の結婚
社会福祉との出会い/里親さがし
孤独と心の扉/海外研修
家族の死/児童福祉の法改正



書と画の章

村上翠亭の教え/手のない書家
宇野マサシと出会う/絵と放浪と出会いと



清と濁の章

画家との結婚/二人三脚
境涯の書、書の流れ/不夜城の街
原田芳雄と唐十郎/忘れえぬ人
葛藤の日々と根おろし/初めての夫婦展
利行と飛田遊廓/縁と兄の死
四ッ葉のクローバーそして旅の先
著者略歴
小畑 延子(オバタ ノブコ obata nobuko)
1943年生まれ。5歳の時に両手肘10cm下部を切断。ソーシャルワーカーとして働きながら書道を続け日展入選を果たす。 1988年、画家の宇野マサシと結婚。離職後は書家として多くの個展を行い、アート紀元、ギャラリーアビアントなどの画廊にて活躍。 前著は『手はいつ生えてくるの』(バジリコ株式会社)2007年。
タイトルヨミ
カナ:ナクシタテヲサガシテ
ローマ字:nakushitateosagashite

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