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2021年6月22日発売

産学社

出版社名ヨミ:サンガクシャ

東京ディープチャイナ

海外旅行に行かなくても食べられる本場の中華全154品
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内容紹介
コロナ禍で海外に行けない今、海外旅行に行くのと同じ体験ができる方法がある。都内に急増する「チャイニーズ中華」の店に行くことだ。

チャイニーズ中華とは、海を渡って日本に来た中国語圏の人たちが経営し、調理する中華料理店のこと。そこでは本場と変わらない中華料理が味わえる。特長は中国各地の地方料理や外食のトレンドがそのまま日本に持ち込まれていることにある。現地から取り寄せた本格的な調味料や食材を口にしたとき、これまで慣れ親しんだ町中華とは違う異次元の世界が広がっていることに気づくだろう。

本書では、こうした新しい食のシーンを「東京ディープチャイナ」と呼ぶ。背景には、日本に留学し、働く若い中国人が増え、日本人を相手にしなくても経営できる環境が生まれたことがある。1980年代以降に来日した彼らの飲食業の経験の蓄積や成熟から、料理の多様化が進んだことも大きい。実際、客の大半は外国人で、一部を除き、日本人の姿は見かけない。でも、臆することはない。本書を手にすれば、海外でレストランに入るような楽しさが味わえるだろう。

  
目次
「東京ディープチャイナ」事始め
「東京ディ―プチャイナ」集積街区とは

1章「東京ディープチャイナ」とは何か?
 「麻辣」中華が都内を席巻している!
 中国の食のトレンドがすぐさま日本に届く
 蘭州牛肉麺のほどよいコシはこうして生まれる
 店舗数が都内で最多の東北料理って何だ?
 中華フードコートへGO!
 「東京ディープチャイナ」を楽しむ10か条

2章 東京でチャイニーズ中華を食べ歩く 
 早わかりチャイニーズ中華の世界
【麻辣】シビれる辛さに口が火を吹く絶頂体験!
【羊料理】香ばしくてヘルシーな羊の串焼きに食らいつこう
【麺】話題の蘭州ラーメンやビャンビャン麺だけじゃない!
 火鍋だけじゃない!中国外食チェーン進出ラッシュ 
【小吃】中国各地の粉モノおやつやスイーツが勢ぞろい
 池袋の中華フードコート「友誼食府」潜入レポート 
【四川料理】激辛発祥地から届いた麻辣グルメに酔いしれる
【東北料理】豪快な鉄鍋や煮込みがメインの田舎風味
 心温まる家常菜(家庭料理)に癒される 
【華北・西北料理】シルクロードの風を日本にいながら感じたい
【湖南料理】発酵トウガラシの酸っぱくて辛い深みを味わう
【雲南・貴州料理】新鮮!さわやかスパイシーな味覚を堪能しよう
 おしゃれな新感覚レストランが続々登場
【上海料理】辛くない中華の代表、まろやかな東方の美食に出合う
【香港・広東料理】気軽に香港ロースト料理を食べにいこう
【福建料理】ローカル小吃や身体にいいスープを味わおう
【台湾料理】旅先で知った懐かしい味を日本で楽しもう
 いかに中国酒を楽しむか/覚えておこう!役立つ3つの中国語

3章 漢字で読み解くメニューの見方
 メニューで使われている漢字から料理を知る
 「東京ディープチャイナ」エリア解説 

エリアMAP(池袋、新宿・大久保・高田馬場、上野・御徒町、蒲田、錦糸町・新小岩・小岩、西川口)  
著者略歴
東京ディープチャイナ研究会(トウキョウディープチャイナケンキュウカイ toukyoudiipuchainakenkyuukai)
東京ディープチャイナ研究会 極東アジア(ロシアや中国東北部)の地域事情を専門にする中村正人と、旅行ガイド書「地球の歩き方」中国編を製作してきた碓井正人は、2021年4月、都内のチャイニーズ中華の実情を観察し、その魅力を紹介することを目的に「東京ディープチャイナ研究会」を設立した。ふたりは学生時代から中国各地を訪ね、珍しい地方料理を口にしてきた。それらと同じ料理が東京で味わえることを知り、さまざまな味を求めて都内を訪ね歩いた。本書はその実態報告である。
タイトルヨミ
カナ:トウキョウディープチャイナ
ローマ字:toukyoudiipuchaina

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