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2024年1月23日発売

青弓社

出版社名ヨミ:セイキュウシャ

宝塚イズム48

特集 ありがとう柚香光&星風まどか
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内容紹介
特集では、2024年5月での退団を発表した花組トップスター柚香光と星風まどかに感謝と惜別を贈る。

柚香は生え抜きトップとして就任以降、4年半トップを務め、たぐいまれなる身体能力やビジュアル力、トップとしての圧倒的なオーラでファンを魅了してきた。星風は歌、ダンス、演技といずれも高水準で、宙組トップ娘役時代を含めてトップ6年の経験値に裏付けられた安定感で花組を支えた。特集では、花組に新たな化学反応と進化をもたらしたトップコンビの魅力を描く。

小特集「マイフェイバリットジェンヌ」では、活躍めざましい専科の凪七瑠海・水美舞斗・瀬央ゆりあの躍動を描き、2月に退団する雪組・和希そらへの惜別をまとめる。

そのほか、各組公演評や新人公演評、舞台写真も豊富なOG公演評、OGインタビューと盛りだくさんの内容でお届けする。
目次
特集 ありがとう柚香光&星風まどか
 はじめに 柚香&星風を送る 薮下哲司
 柚香光の代表作とは――やんちゃな末っ子から正統派男役へ 木谷富士子
 タイミングと組み合わせの妙――トップコンビという魅力 岩本 拓
 天空(ルビ:そら)の星 地に舞い降りて 一輪の花となれり――少女(ルビ:ガール)から淑女(ルビ:レディー)へ、星風まどかの軌跡 瀧尻浩士
 コロナ禍を駆け抜けたトップスターの輝き――柚香時代の花組、その軌跡をたどる 増田のぞみ
 柚香光という奇跡――宝塚への憧れを具現化したトップスターに寄せて 橘 涼香

小特集 マイフェイバリットジェンヌ――凪七・水美・瀬央の躍動、和希への惜別
 凪七×水美×瀬央――専科三羽烏の新たな躍進 薮下哲司
 「だけではない」スター――和希そらの退団に寄せて 伊藤 愛
 罪な男役の飛翔――去りゆく和希そらに 橘 涼香

公演評2023・5―11
 花組『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』
  大団円の人情喜劇と新たなロマンチック・レビュー――柚香・星風の新境地を示す 増田のぞみ
  総天然色でよみがえった邦画オペレッタ! 昭和のジャズ歌謡も心地いい恋愛喜劇 大宮高史
 月組『フリューゲル――君がくれた翼』『万華鏡百景色』
  ボクらはいつだって、ハッピーエンドに憧れる――希望の翼が見せてくれた夢と百の景色 瀧尻浩士
  ベルリン発東京行き、人間愛あふれた芝居の次ははかなくも美しい花火が満開! 大宮高史
 雪組『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』
  待ち焦がれたプリンス彩風が夢へ邁進――王道レビューはパリの街と宝石がテーマ 水野成美
 星組『1789――バスティーユの恋人たち』
  苦難を乗り越えた星組の魂がこもった再演 岩本 拓
  礼真琴率いる星組の地力を証明した得がたい公演 橘 涼香
 宙組『カジノ・ロワイヤル――我が名はボンド』
  東西冷戦がドタバタアクションに!?――颯爽と見参、そして去っていった真風流ジェームズ・ボンド 大宮高史
 対談 スターの集大成と、次世代の育成が模索された半年間 二〇二三年六―十一月の外箱公演 薮下哲司/橘 涼香

新人公演評2023・5―9
 新人公演を観たあとは「早く家でこの感動を言葉に残したい」と早足に帰るのです――宝塚大劇場篇 村上ユウコ
 あらためて問われているいまだからこそ感じる「新人公演」の意義――東京宝塚劇場篇 橘 涼香

OG公演評2023・5―12
 色合いが異なる数々の作品で発揮された宝塚OGの力量――関東篇 橘 涼香
 活況取り戻す演劇界でOGも活躍――関西篇 薮下哲司

OGロングインタビュー 瀬戸かずや――「花組のアニキ」と認識してもらえた幸福を胸に、自分らしく歩いていきたい 聞き手/橘 涼香
著者略歴
薮下 哲司(ヤブシタ テツジ yabushita tetsuji)
映画・演劇評論家、元スポーツニッポン新聞社特別委員、元甲南女子大学非常勤講師。毎日文化センター宝塚講座担当。著書に『宝塚歌劇支局1』『宝塚歌劇支局2』『宝塚伝説2001』(いずれも青弓社)ほか。宝塚歌劇コラム(「神戸新聞」朝刊、隔月第四木曜日)を連載中。ブログ「薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス」(http://ameblo.jp/takarazukakagekishikyoku/)。
橘 涼香(タチバナ スズカ tachibana suzuka)
演劇・音楽ライター。国際演劇評論家協会日本センター会員。演劇専門誌「えんぶ」、ウェブ「演劇キック」、シアター情報誌「カンフェティ」などで活動中。著書に『タカラヅカレビュー!』(青弓社)。
タイトルヨミ
カナ:タカラヅカイズムヨンジュウハチ
ローマ字:takarazukaizumuyonjuuhachi

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