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2023年10月26日発売

信山社出版

出版社名ヨミ:シンザンシャシュッパン

私益・集合的決定・憲法

アメリカ合衆国における立法・憲法改正のプロセス
学術選書
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内容紹介
◆民主的決定とは何か―アメリカ合衆国における立法・憲法改正のプロセス◆
利害の異なる多種多様なメンバーからなる国家において集合的決定がなされる仕方について、憲法がどのように定めているのか、定めるべきか。利益集団と立法・権力保持者の自己利益・憲法の改正手続の角度から、主にアメリカ合衆国の経験をてがかりに探究する。
目次
『私益・集合的決定・憲法』(学術選書)

  二本柳高信(専修大学法学部教授) 著


【目 次】

◇序

◆第1部◆ 利益集団と立法

◇第1章 ロビイングの規制

 はじめに
 第1節 20世紀半ばまでの連邦議会とロビイング
 第2節 連邦最高裁と連邦ロビイング規制法
 第3節 ロビイング規制の困難
 おわりに

◇第2章 利益集団政治と反トラスト法

 はじめに
 第1節 Noerr法理
 第2節 反トラスト州行為法理
 第3節 ニューディールとParker判決

◇第3章 特殊利益立法の抑制―虜説

 はじめに
 第1節 虜説をめぐる論争
 第2節 連邦最高裁の応答
 第3節 「法形成のデュー・プロセス」論からみた反トラスト州行為法理

◆第2部◆ 権力保持者の自己利益

◇第4章 立法者の自己利益と憲法

 はじめに
 第1節 合衆国憲法における自己利益的な振る舞いを抑制するルール
 第2節 日本の議論状況
 第3節 日本国憲法の再検討
 おわりに

◇第5章 多選制限運動の失敗

 はじめに
 第1節 第1ラウンド―Thornton判決
 第2節 第2ラウンド―Gralike判決
 第3節 二つの連邦最高裁判決の意味

◇第6章 第17修正

 はじめに
 第1節 州立法府による選出に対する不満と第17修正の成立
 第2節 第17修正の成立の原因
 第3節 第17修正の成立の意味

◆第3部◆ 憲法の改正手続

◇第7章 アメリカ合衆国憲法の改正手続

 はじめに
 第1節 制憲者の想定
 第2節 全国憲法会議の「失敗」の歴史と原因
 第3節 全国憲法会議に対する連邦議会の自己利益

◇第8章 日本国憲法の改正手続・その1―抱き合わせ

 はじめに
 第1節 従来の議論
 第2節 アメリカ諸州における抱き合わせの禁止
 第3節 抱き合わせの禁止の意味

◇第9章 日本国憲法の改正手続・その2―特別多数決

 第1節 これまでの議論
 第2節 集合的決定に内在する問題
 第3節 日本国憲法96条の構造

◇結

事項・判例索引
著者略歴
二本柳 高信(ニホンヤナギ タカノブ nihonyanagi takanobu)
専修大学法学部教授
タイトルヨミ
カナ:シエキシュウゴウテキケッテイケンポウ
ローマ字:shiekishuugoutekiketteikenpou

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