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2023年9月29日発売

信山社出版

出版社名ヨミ:シンザンシャシュッパン

農林水産法研究 第2号

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内容紹介
◆農林水産業を国際競争力のある成長産業に。食料安全保障を考えるための農林水産法の研究誌◆
わが国農林水産業の健全な発展と国際競争力のある成長産業を目指し、積極的に発信。第2号は、第1号に続き、食料・農業・農村基本法の見直しに関する4論攷(奥原、浅井、佐藤、織田)に加え、農業経営者9名との座談会「基本法見直しをどう考えるか」で現実に迫る。2023年制定の農林水産法関連の2本(小嶋、菅原)を掲載。
目次
『農林水産法研究第2号』
 奥原正明(東京大学公共政策大学院客員教授) 責任編集

【目  次】

はしがき

◇Ⅰ 食料・農業・農村基本法の見直しについて◇

1 続・基本法見直しを憂慮する─政府・与党取りまとめでは,食料安全保障は強化できない〔奥原正明〕
 Ⅰ 取りまとめに至る手順の問題
 Ⅱ 基本法見直しに臨む姿勢の問題
 Ⅲ 食料安全保障の問題
 Ⅳ 構造政策の問題
 Ⅴ 米政策の問題
 Ⅵ 農業団体の問題
 Ⅶ その他の問題
 Ⅷ 新聞報道
 Ⅸ 総  括

2 農業経営者座談会「基本法の見直しをどう考えるか」─2023年7月19日に東京都千代田区で開催

3 農業者の立場から基本法見直しを考える〔浅井雄一郎〕
 Ⅰ 社会変化と基本法見直し
 Ⅱ 現行基本法の検証
 Ⅲ 人口減少時代の基本法
 Ⅳ 農地・農業者の在り方

4 見えぬ食料安全保障強化への道〔佐藤庸介〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 改正の検討が始まった背景
 Ⅲ 「中間取りまとめ」 その内容は
 Ⅳ なぜ兼業農家に農業政策の重点?
 Ⅴ ハードル高い価格転嫁の仕組み
 Ⅵ コメや農地問題の検討が筋
 Ⅶ 「消費者の役割」という本質的な宿題

5 農業基本法検証部会の論点を振り返る─「多様な人材」「適正価格」めぐり紛糾〔織田晋太郎〕
 Ⅰ 多様な農業人材
 Ⅱ 適正な価格形成
 Ⅲ 取り上げられなかった論点
 参考資料
 〈1〉 食料・農業・農村政策の新たな展開方向
   (令和5年6月2日 食料安定供給・農林水産業基盤強化本部)
 〈2〉 食料・農業・農村政策審議会 基本法検証部会 中間取りまとめ
   (令和5年5月29日)
 〈3〉 食料・農業・農村基本法 (平成11年法律第106号)

◇Ⅱ 2023年に制定された農林水産法について◇

1 林業[合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律の一部を改正する法律](令和5年法律第22号)〔小嶋大造〕
 Ⅰ 改正前のクリーンウッド法の概要
 Ⅱ クリーンウッド法改正法
 Ⅲ 改正法案の審議経過
 Ⅳ 改正法案の提案理由と主要内容
 Ⅴ 衆議院・参議院の農林水産委員会における質疑
 Ⅵ 評  価

2 水産業[漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律](令和5年法律第34号)〔菅原清暁〕
 Ⅰ 法律制定の経緯
 Ⅱ 漁港漁場整備法について
 Ⅲ 改正前の漁港漁場整備法の課題・改正法での対応
 Ⅳ 改正前の水産業協同組合法の課題・改正法での対応
 Ⅴ 国会における審議
 Ⅵ おわりに
著者略歴
奥原 正明(オクハラ マサアキ okuhara masaaki)
東京大学公共政策大学院客員教授,元農林水産事務次官
浅井 雄一郎(アサイ ユウイチロウ asai yuuichirou)
株式会社浅井農園 代表取締役CEO
佐藤 庸介(サトウ ヨウスケ satou yousuke)
NHK解説委員(食料・農林水産問題担当)
織田 晋太郎(オダ シンタロウ oda shintarou)
時事通信経済部編集委員
小嶋 大造(コジマ ダイゾウ kojima daizou)
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授
菅原 清暁(スガワラ キヨアキ sugawara kiyoaki)
弁護士(松田綜合法律事務所)
タイトルヨミ
カナ:ノウリンスイサンホウケンキュウダイニゴウ
ローマ字:nourinsuisanhoukenkyuudainigou

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