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定価:990円(900円+税)
判型:A5
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内容紹介
『有機農業と物質循環』、『デメーテル・バイオダイナミック農法』、『連邦政府の「畜産基準の表示義務法」案』、『産の将来をめぐる議論への中小農民団体(AbL)の「意見書」』の4つのテーマで窒素過剰問題とドイツの有機農業を論じた。
目次
はじめに 有機農業のパーパス(存在意義)を考える
第1章 有機農業と物質循環
はじめに
1.人類による窒素の大量放出と農業との連関
2.過剰な窒素が引き起こす問題の顕在化
3.「硝酸塩指令」にみるEUでの政策対応
4.有機農業という本質的な解決アプローチ
第2章 デメーテル・バイオダイナミック農法
1.ドイツの有機農業運動
2.デメーテル・バイオダイナミック農法
3.マリエンへーエ農場
4.ゲルトナーホーフ・シュタウデンミュラー
第3章 連邦政府の「畜産基準の表示義務法」案
はじめに
将来性のある畜産─畜産の国家的表示義務導入のためのキーポイント─
畜産物表示法のキーポイント
表示のデザイン表示の実施
当局による管理
ファーストステップ:豚肉の表示
養豚の飼育方法の特徴
その他の手順
第4章 畜産の将来をめぐる議論への中小農民団体(AbL)の『意見書』
ドイツでは、ほぼ2時間毎に牛や豚を飼う農場が放棄されている
─2022年に養豚経営は1,900戸、酪農経営は2,200戸が減少
1.地域農業構造にとっての農民的農業
2.食料主権のための気候正義
3.結論とAbLの要望
第1章 有機農業と物質循環
はじめに
1.人類による窒素の大量放出と農業との連関
2.過剰な窒素が引き起こす問題の顕在化
3.「硝酸塩指令」にみるEUでの政策対応
4.有機農業という本質的な解決アプローチ
第2章 デメーテル・バイオダイナミック農法
1.ドイツの有機農業運動
2.デメーテル・バイオダイナミック農法
3.マリエンへーエ農場
4.ゲルトナーホーフ・シュタウデンミュラー
第3章 連邦政府の「畜産基準の表示義務法」案
はじめに
将来性のある畜産─畜産の国家的表示義務導入のためのキーポイント─
畜産物表示法のキーポイント
表示のデザイン表示の実施
当局による管理
ファーストステップ:豚肉の表示
養豚の飼育方法の特徴
その他の手順
第4章 畜産の将来をめぐる議論への中小農民団体(AbL)の『意見書』
ドイツでは、ほぼ2時間毎に牛や豚を飼う農場が放棄されている
─2022年に養豚経営は1,900戸、酪農経営は2,200戸が減少
1.地域農業構造にとっての農民的農業
2.食料主権のための気候正義
3.結論とAbLの要望
著者略歴
河原林孝由基(カワラバヤシ タカユキ kawarabayashi takayuki)
1963年 京都市生まれ
㈱農林中金総合研究所主席研究員
北海道大学大学院農学院博士後期課程在籍中
近著:『ゲルトナーホーフ─移住就農小規模園芸農場─』(共訳)筑波書房、2023年
『環境危機と求められる地域農業構造』(共著)筑波書房ブックレット、2022年
「ドイツ・バイエルン州にみる家族農業経営」村田武編
『新自由主義グローバリズムと家族農業経営』筑波書房、2019年所収
『自然エネルギーと協同組合』(共編著)筑波書房、2017年、
「原発災害による避難農家の再起と協同組合の役割─離農の悔しさをバネに「福島復興牧場」を建設へ─」
協同組合研究誌「にじ」編集部企画『原発災害下での暮らしと仕事 生活・生業の取戻しの課題』筑波書房、2016年所収
村田 武(ムラタ タケシ murata takeshi)
1942年 福岡県北九州市生まれ
金沢大学・九州大学名誉教授 博士(経済学)・博士(農学)
近著:『ゲルトナーホーフ─移住就農小規模園芸農場─』(共訳)筑波書房、2023年
『環境危機と求められる地域農業構造』(共著)筑波書房ブックレット、2022年
『水田農業の活性化をめざす─西南暖地からの提言─』(共著)筑波書房、2021年
『農民家族経営と「将来性のある農業」』筑波書房、2021年
『家族農業は「合理的農業の担い手」たりうるか』筑波書房、2020年
『新自由主義グローバリズムと家族農業経営』(編著)筑波書房、2019年
タイトルヨミ
カナ:チッソカジョウモンダイトドイツノユウキノウギョウ
ローマ字:chissokajoumondaitodoitsunoyuukinougyou
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