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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:A5
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内容紹介
昭和戦前・戦中期の内大臣木戸幸一の終戦前後の様子をはじめ、木戸侯爵家の人々のありのままの姿を伝えるオーラル・ヒストリー
維新三傑の一人である木戸孝允、日本の工学の父と呼ばれた山尾庸三を曾祖父に持ち、自らは生物物理学の研究者である和田昭允氏(木戸幸一の甥)への5回にわたるインタビュー(2016~17年)に、木戸侯爵家の人物論考、和田小六夫人春子が大正から戦後まで書き綴った日記を合わせて収録
維新三傑の一人である木戸孝允、日本の工学の父と呼ばれた山尾庸三を曾祖父に持ち、自らは生物物理学の研究者である和田昭允氏(木戸幸一の甥)への5回にわたるインタビュー(2016~17年)に、木戸侯爵家の人物論考、和田小六夫人春子が大正から戦後まで書き綴った日記を合わせて収録
目次
和田昭允談話
〔聞き手/伊藤 隆・上田和子〕
和田昭允氏に聞く 終戦前後の木戸幸一とその周辺について
〔聞き手/古川隆久・塚田安芸子〕
革新の気風と広い視野を持って
―和田昭允氏に受け継がれるもの 塚田安芸子
和田春子日記(抄録) 大正6年~昭和29年
〔聞き手/伊藤 隆・上田和子〕
和田昭允氏に聞く 終戦前後の木戸幸一とその周辺について
〔聞き手/古川隆久・塚田安芸子〕
革新の気風と広い視野を持って
―和田昭允氏に受け継がれるもの 塚田安芸子
和田春子日記(抄録) 大正6年~昭和29年
著者略歴
尚友倶楽部(ショウユウクラブ shouyuukurabu)
旧貴族院の会派「研究会」所属議員により1928年に設立された公益事業団体。学術研究助成、日本近現代史関係資料の調査・研究に取り組んでいる。その成果は、『品川弥二郎関係文書』『山県有朋関係文書』『三島弥太郎関係文書』『阪谷芳郎東京市長日記』『田健治郎日記』などの資料集として叢書46冊、ブックレット35冊が出版されている。
伊藤 隆(イトウ タカシ itou takashi)
東京大学名誉教授。1932年東京都生まれ。東京大学文学部国史科卒。東京大学文学部教授、埼玉大学大学院教授、政策研究大学院大学教授を経て東京大学名誉教授。近代史史料やオーラルヒストリーを編纂・刊行。主な著書に『昭和初期政治史研究』(東京大学出版会)、『岸信介の回想』(共著、文藝春秋)、『日本の近代16日本の内と外』(中央公論新社、後に中公文庫)、『昭和史をさぐる』(吉川弘文館)、『現代史を語る―内政史研究会談話速記録』シリーズ(監修、現代史料出版)、『歴史と私―史料と歩んだ歴史家の回想』(中公新書)などがある。
塚田 安芸子(ツカダ アキコ tsukada akiko)
日本大学文理学部人文研究所研究員。1958年東京都に生まれる。2020年3月日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了。博士(文学)。30年にわたる自治体勤務の後、日本近現代史の研究に携わる。研究実績に、「木戸幸一の思想形成過程について―青年期の日記から―」(『史叢』第91号、2014年9月)、「木戸幸一の思想と行動」(令和元年度日本大学学位取得論文)がある。
タイトルヨミ
カナ:キドコウシャクケノケイフトデントウ
ローマ字:kidokoushakukenokeifutodentou
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