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定価:4,400円(4,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
東北タイの辺境。人びとの生活と心の中に大きな位置を占める精霊(ピー)。
それは果たして存在するのか否か。
実際に呪術師に弟子入りして修行した気鋭の研究者が繰り広げる不思議の世界。
文化人類学の王道を行く傑作です。
それは果たして存在するのか否か。
実際に呪術師に弟子入りして修行した気鋭の研究者が繰り広げる不思議の世界。
文化人類学の王道を行く傑作です。
目次
第1章 序論
第1部 物語に表象される精霊
第2章 ナーン・ナークの語るもの――国民国家形成期のタイ仏教と精霊信仰
第3章ピーポープの語るもの―― 悪霊映画から見る東北タイの表象
第2部 精霊とともに生きる人びと
第4章 村落生活と調査の方法
第5章 善霊と悪霊のはざま――東北タイの村落守護霊をめぐる語り
第6章 ピーの語りが伝えるもの
第3部 精霊を統御する呪術師たち
第7章 悪霊を可視化する技法――モノを媒介にしたピーと呪術の具象化
第8章 近代医療をまとった薬草師たち
第9章 呪術師の確信と葛藤――呪術的リアリティの類型論
第10章 結論
第1部 物語に表象される精霊
第2章 ナーン・ナークの語るもの――国民国家形成期のタイ仏教と精霊信仰
第3章ピーポープの語るもの―― 悪霊映画から見る東北タイの表象
第2部 精霊とともに生きる人びと
第4章 村落生活と調査の方法
第5章 善霊と悪霊のはざま――東北タイの村落守護霊をめぐる語り
第6章 ピーの語りが伝えるもの
第3部 精霊を統御する呪術師たち
第7章 悪霊を可視化する技法――モノを媒介にしたピーと呪術の具象化
第8章 近代医療をまとった薬草師たち
第9章 呪術師の確信と葛藤――呪術的リアリティの類型論
第10章 結論
著者略歴
津村文彦(ツムラフミヒコ tsumurafumihiko)
福井県立大学准教授、博士(学術)。
1974年、大阪府生まれ。1997年、東京大学教養学部卒。
2003~08年、福井県立大学講師。2009年から同准教授。
1999年より2001年まで、東北タイ・コーンケーン県を主たるフィールドにして、村落の宗教実践や伝統医療、書承文化などを研究。その後も毎年数回はタイを訪問し調査を継続中。現在は呪的タトゥー(サックヤン)に関心を寄せる。
【主な著作】
『呪術の人類学』(共著、人文書院、2012年)
『タイを知るための72章(第2版)』(共著、明石書店、2014年)
『複ゲーム状況の人類学――東南アジアにおける構想と実践』(共著、風響社、2014年)
タイトルヨミ
カナ:トウホクタイニオケルセイレイトジュジュツシノジンルイガク
ローマ字:touhokutainiokeruseireitojujutsushinojinruigaku
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