近刊検索 デルタ

2017年3月20日発売

青灯社

出版社名ヨミ:セイトウシャ

魂深き人びと 西欧中世からの反骨精神

西欧中世からの反骨精神
叢書 魂の脱植民地化
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内容紹介
蒐集への執着から、抵抗者になりえなかったツヴァイクとベンヤミンの悲劇、
弾圧に対する反抗として清貧を貫いた、南仏カタリ派などの「異端」たち、
神秘主義者エックハルトが内包する多様性──近代的自由への希求と信仰の原点に返る保守性、
多くの矛盾を巧みに力に変えた宗教改革者ルターの戦略……。
反骨精神の原点としての"異端児"たちの素朴な憤りや正義感、抵抗に触れ、
閉塞的な世の中で「否」を言う勇気を取り戻す指針を示す。
目次
第1章 チューリヒ 鏡の小路
第2章 蒐集家は国境を越えられない
第3章 「すべてを殺せ。神は神のものを知りたもう」──南仏カタリ派の悲劇
第4章 モンタイユー 土と生きる牧歌的異端
第5章 ペトルス・ヨハネス・オリヴィ 無一物の反抗者
第6章 「ペンにて汝を護らん」 ウィリアム・オッカム
第7章 マイスター・エックハルトと魔都アヴィニョン
第8章 ルター 三つの肖像画が描く矛盾の人
第9章 ヤーコプ・ベーメ、あるいは吹き飛ぶ閂
第10章 「それでも動いている」ガリレオ・ガリレイ
著者略歴
香田 芳樹(コウダ ヨシキ kouda yoshiki)
香田 芳樹(こうだ・よしき) 慶應義塾大学文学部教授。文学博士(広島大学)、Ph.D.(スイス・フライブルク大学)。 著書『マイスター・エックハルト 生涯と著作』(創文社)、編著『〈新しい人間〉の設計図 ドイツ文学・哲学から読む』(青灯社)、 翻訳書『マクデブルクのメヒティルト 神性の流れる光』(創文社)等
タイトルヨミ
カナ:タマシイフカキヒトビト
ローマ字:tamashiifukakihitobito

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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