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2022年11月15日発売

鳥影社

出版社名ヨミ:チョウエイシャ

季刊文科90号

特集・令和の文学 その現在と未来
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内容紹介
今号の特集は「令和の文学 その現在と未来」。田中和生、阿部公彦をゲストに、編集委員より富岡幸一郎、伊藤氏貴が参加し、文芸評論家による座談会を収録した。特集エッセイは、吉村萬壱、中上紀、前田速夫、石原千秋、横尾和博、村上政彦、中島たい子、松本徹が作家、評論家、編集者の視点で寄稿。また没後30年となる李良枝について川村湊が書く。文科(エッセイ)は森山恵、阪口弘之、窪島誠一郎、執行草舟、村瀬亨。創作は藤沢周ほか。連載は柴田翔「私の朝鮮半島地図」が最終回となる。
目次
90号記念特集 令和の文学 その現在と未来
巻頭座談会 田中和生×阿部公彦×富岡幸一郎×伊藤氏貴
吉村萬壱 戦時としての日常
横尾和博 文学の涯
中上 紀 令和の大海原で
前田速夫 場所は記憶する
中島たい子 オチオチしていられない
村上政彦 アジアの物語作家として
石原千秋 令和文学年表は可能か
松本 徹 自己肥大を砕け

特別企画 李良枝 没後30年
川村湊 ヤンジャー ディロカニ?

文科(エッセイ)
森山 恵 戻し訳『源氏物語 A・ウェイリー版』の世界
阪口弘之 奥浄瑠璃の英雄
窪島誠一郎 『流木記』のこと─「書く」という糾罪について
執行草舟 失われた聖性
村瀬 亨 カミュ『ペスト』─記憶することの大切さ─

創作(小説)
藤沢 周 鎌倉幽世八景〈5〉 飢渇畠
大鐘稔彦 医学と文学の間〈9〉 —一アウトサイダーの生涯―
松本 徹 乱雲の月―後光厳天皇の時代 南北朝は成立しなかつた
植木 智 街の記憶
杉 崇志 座頭転がし
寺本親平 アサギマダラ
中村徳昭 大蒜オーバーステイ
浅田厚美 メリーゴーランド

連載
清水節治 名作の舞台─記録と記憶⑤⑥ 尾崎一雄「虫のいろいろ」・太宰治『斜陽』
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫 7 オスカー・ワイルドの囁き(後半) ─『サロメ』をめぐって
勝原晴希 学界への窓 17 佐藤泰志の位置 ―中澤雄大著『狂伝 佐藤泰志 無垢と修羅』刊行に寄せて
柴田 翔 私の朝鮮半島地図⑿ 最終回 仕合せな若者たちと美しい骨董の町
芹沢俊介 「ことば」と「からだ」 30 離れる〈3〉
中沢けい 中上健次と韓国 2 キンジニヤニヤ—『紀州 木の国・根の国物語』を読む①
伊藤氏貴 文藝季評 40 まっとうな?人生
佐藤洋二郎 「私小説」を歩く 第二十五回 秋山 駿 おめぇ、おれにはおれの生きるスタイルがあるんだよ。
松本 徹 大倉山から 13 裏返しの自殺—戯曲と『仮面の告白』
勝又 浩 道元─「正法眼蔵」の宇宙と人間(四) 山水の道(続)

同人雑誌季評
河中郁男 流れの外に出ること
谷村順一 依存と桎梏

砦(コラム)
勝又 浩
著者略歴
伊藤 氏貴(イトウ ウジタカ itou ujitaka)
富岡 幸一郎(トミオカ コウイチロウ tomioka kouichirou)
田中 和生(タナカ カズオ tanaka kazuo)
阿部 公彦(アベ マサヒコ abe masahiko)
松本 徹(マツモト トオル matsumoto tooru)
勝又 浩( )
佐藤 洋二郎( )
中沢 けい( )
津村 節子( )
タイトルヨミ
カナ:キカンブンカキュウジュウゴウ
ローマ字:kikanbunkakyuujuugou

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