近刊検索 デルタ

2022年6月30日発売

関西学院大学出版会

出版社名ヨミ:カンセイガクインダイガクシュッパンカイ

ポケモンGOの社会学

フィールドワーク×観光×デジタル空間
KGUP série 社会文化理論研究
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内容紹介
ポケモンGOが目指すのは、Metaが提唱する没入型メタバースとは違い、現実世界とデジタルの世界を接続するタイプの接続型のメタバースである。ポケモンGOはその世界への導入となるか?
目次
はじめに

第一章 現代社会における時間と空間、場所
1 現代社会における時間と空間の圧縮とデジタル空間の誕生
2 時間と空間とは何なのか?
3 場所とは何か?
4 文化の生成における時間と空間の社会理論

第二章 現代社会における表象理論の構築
1 問題の所在
2 ポルノグラフィー理論の展開
3 ポルノグラフィー理論における「ネイキッド」と「ヌード」
4 現代社会における表象理論に向けて

第三章 ポケモンGOはなぜ社会現象を生み出せたのか?
1 ポケモンGOって何?
2 ポケモンGOとは?
3 社会現象としての「ポケゴー」の分析
4 社会現象としてのポケモンGO
5 ポケモンGOの社会学的可能性

第四章 「歩く」ことの復権
1 問題の所在
2 「歩く」ことの社会学的意味
3 ポケモンGOで「歩く」ことの戦術性
4 「歩く」ことの復権と風景を作ること

第五章 ポケモンGOパーク「横浜」にみる地域振興の可能性
1 問題の所在
2 ポケモンGOパーク「横浜」の仕組み
3 「横浜みなとみらい21」という場所とイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」
4 ポケモンGOパークの変容
5 ポケモンGOパークの成功と社会学的課題

第六章 
誰が、いつ、どこで、どのように、何のために、ポケモンGOで遊んでいるのか?
1 問題の所在
2 ポケモンGOトレーナーのインタビュー調査とその結果分析
3 トレーナーの類型化
4 モンスター化する世界

第七章 
ポケモンGO大規模イベントで地域興しや観光誘致は可能か
1 問題の所在
2 ポケモンGOと地域イベント
3 ポケモンGO大規模イベントに関するフィールド調査
4 ポケモンGOで地域興しや観光誘致は可能か

第八章 拡張現実技術とメタバースの可能性
1 ポケモンGOにおけるAR技術
2 AR技術
3 仮想現実と拡張現実
4 多元的な現実論で考える
5 AR技術とVR技術からメタバースへ
6 ポケモンGOからメタバースへ

第九章 COVID-19禍におけるポケモンGOの変容
1 問題の所在
2 COVID-19がポケモンGOにもたらしたマイナス要素
3 コロナ禍でのポケモンGOの仕様変更
4 COVID-19禍におけるポケモンGO

参考文献/参考URL
あとがき
著者略歴
圓田 浩二(マルタ コウジ maruta kouji)
1969年兵庫県姫路市生まれ 関西学院大学大学院社会学研究科修了(社会学博士) 現職:沖縄大学経法商学部教授 専門:地域社会学、観光社会学、文化社会学、社会調査法 主な著書 単著 『誰が誰に何を売るのか——援助交際にみる性・愛・コミュニケーション』関西学院大学出版会、2001年 『援交少女とロリコン男——ロリコン化する日本社会』(新書y)洋泉社、2006年 共著 『社会学的フィールドワーク』 世界思想社、2004年 『構造的差別のソシオグラフィ──社会を書く/差別を解く』世界思想社、2006年 『共同研究 ポルノグラフィー』平凡社、2011年 『米軍基地文化』新曜社、2014年 『質的調査の方法[第3版]——都市・文化・メディアの感じ方』法律文化社、2022年
タイトルヨミ
カナ:ポケモンゴーノシャカイガク
ローマ字:pokemongoonoshakaigaku

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