( )
定価:4,400円(4,000円+税)
判型:A5
書店在庫をチェック
内容紹介
仏語と日本語の比較において、一部の名詞複数形は数量表現として定義できないことを示す。仏語と日本語における名詞複数形が示す多様な表現価値に着目し、「複数」と「複数形」という言語形式とのかかわりについて考察。
目次
序 論 フランス人の親は常に子供が複数いるのか
第1章 言語学における「複数」概念の定義およびその限界
──「複数形」の「複数」とは何か
第2章 フランス語の不定名詞句複数形における「複数」概念
──日本語の畳語複数形との比較から
第3章 フランス語の不可算名詞複数形における「複数」概念
──日本語の畳語複数形の再検討
第4章 日本語の接尾辞「─たち」が表す「複数」の意味
──フランス語の総称名詞複数形との比較
第5章 存在否定文の主語名詞句複数形が表す「複数」の意味
──フランス語では「幽霊」は存在しないのに,日本語では存在するのはなぜか
第6章 フランス語の結びの挨拶の名詞複数形が表す「複数」の意味
結 論
参考文献
あとがき
索 引
第1章 言語学における「複数」概念の定義およびその限界
──「複数形」の「複数」とは何か
第2章 フランス語の不定名詞句複数形における「複数」概念
──日本語の畳語複数形との比較から
第3章 フランス語の不可算名詞複数形における「複数」概念
──日本語の畳語複数形の再検討
第4章 日本語の接尾辞「─たち」が表す「複数」の意味
──フランス語の総称名詞複数形との比較
第5章 存在否定文の主語名詞句複数形が表す「複数」の意味
──フランス語では「幽霊」は存在しないのに,日本語では存在するのはなぜか
第6章 フランス語の結びの挨拶の名詞複数形が表す「複数」の意味
結 論
参考文献
あとがき
索 引
著者略歴
バティスト・プヨ(バティスト・プヨ batisuto・puyo)
フランス出身。2008年から2015年まで日本政府(文部科学省)奨学金留学生として筑波大学に留学。2017年に筑波大学にて博士(言語学)の学位を取得。現在,関西学院大学文学部准教授。
(主論文) “La pluralisation nominale en français et en japonais revisitée du point de vue de la constructionnalisation”, Langages 220, pp. 111‒127 (2020), “Sur le rôle du marquage singulier/pluriel dans la stéréotypie des énoncés de clôture”, Verbum XLIV, pp. 73‒90(2022)。
タイトルヨミ
カナ:メイシフクスウケイノイミ
ローマ字:meishifukusuukeinoimi
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
バティスト・プヨ 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。