近刊検索 デルタ

2024年4月1日発売

関西学院大学出版会

出版社名ヨミ:カンセイガクインダイガクシュッパンカイ

アメリカの協働ガバナンス

既往研究の質的統合と理論的枠組みの発展
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内容紹介
アメリカにおける協働ガバナンス研究の最新の知見をベースとして、協働プロセス全体に関する理論的枠組みと協働アクター間の対等な関係性の規定要因に関する理論的枠組みを大きく発展。
目次
はじめに
初出一覧

第1章 目的と背景
 第1節 目的
 第2節 特徴と意義
 第3節 既往研究の概括と概念整理
1 Collaboration研究
2 Co-production研究
3 Partnership研究等
 第4節 本書の全体像

第2章 協働ガバナンス全体的なモデルの発展
 第1節 既存研究における理論的モデル
1 シンプルなプロセスモデル(第1段階)
2 協働ガバナンスモデル(Ansell & Gash 2008, 第2段階)
3 協働ガバナンスのための統合モデル(Emersonら 2012, 第2段階)
4 本書でベースとする理論的モデル
 第2節 システマチック・レビュー(第3段階の文献117本)
1 文献の収集・選定
2 文献整理と分析
3 質的統合の結果
 第3節 新・協働ガバナンスモデル

第3章 「力/資源/知識の非対称」の均衡に関するモデルの発展
 第1節 理論的モデル
1 協働における影響力を評価する枠組み(Purdy 2012)
2 本書における理論的モデル
 第2節 研究・調査方法
1 「行政サービスと市民参加に関する自治体全国調査」(辻中・伊藤 2010)
2 本書におけるアンケート調査(市区町村調査)
3 本書におけるアンケート調査(NPO調査)
 第3節 統計的検証
1 行政(市区町村)の視点からの検証
2 市民セクター(認定・特例認定NPO)の視点からの検証
3 市区町村調査とNPO調査の比較
 第4節 理論的モデル(最終版)

第4章 まとめ

Appendix システマチック・レビューによる質的統合の結果(詳細・一覧)

参考文献
索引
著者略歴
小川 大和(オガワ ヤマト ogawa yamato)
関西学院大学法学部教授(総務省より派遣) 専門:公共政策、地域政策、協働、農業・農村経営 論文:「『協働』研究領域 における『対等性』,『プロセス』,『協働性評価』へのアプローチ―アメリカのモデルをベースとしたホリスティックな視点から」。 早稲田大学で博士号(社会科学)、ミシガン大学で修士号(行政管理学(MPA))取得。スタンフォード大学大学院(東アジア研究, 2009-10年)所属。
タイトルヨミ
カナ:アメリカノキョウドウガバナンス
ローマ字:amerikanokyoudougabanansu

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