目次

聖なるものと旅のナラティブ 体と心と言葉の旅
境界を越えて旅した聖グースラークと『聖グースラーク伝』
中英語聖人伝における移葬のナラティブ
内なる目で辿る聖地
初期近代イングランドの旅行記における描写の視点
越境とアイデンティティ 彼我の境の創造と越境
曖昧な国境
ジョン・ガワーのバラード連作
異端と正当の境界 放浪する説教者ジョン・ボール
ここが無限だ, ここで跳べ
改変されたカテキズム
マテリアリティからみる移動 越境するメメント・モリ
教訓的テクストの移動とミセラニー写本の文化的解釈の可能性
世界に散らばる装飾写本
海を渡った聖ロクス