( )
定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六
※地方・小出版流通センター扱い
書店在庫をチェック
内容紹介
こっちへおいでと呼んでいる
自在なレトリックがあなたの扉を開ける
くじらとなって遊ぶことができる世界へ 加藤治郎
【自選5首】
口笛が呼んでいるからうす青い朝露くらいに光ってあげる
こいしいと唇(くち)にのせたら恋しさはカシューナッツのように曲がって
これもまた短歌なんです「 」律儀な人にはなんにも見えぬ
病葉のように言葉は蝕んでうたってもうたっても荒れ野だ
断ち切れたロープが風にゆれている なにもなかったような貌して
自在なレトリックがあなたの扉を開ける
くじらとなって遊ぶことができる世界へ 加藤治郎
【自選5首】
口笛が呼んでいるからうす青い朝露くらいに光ってあげる
こいしいと唇(くち)にのせたら恋しさはカシューナッツのように曲がって
これもまた短歌なんです「 」律儀な人にはなんにも見えぬ
病葉のように言葉は蝕んでうたってもうたっても荒れ野だ
断ち切れたロープが風にゆれている なにもなかったような貌して
目次
春天来了
こいしい
新しき波
なんにも見えぬ
さざなみの中で
キングギドラを待ちながら
風の領域
雲でも食べに
曲がり角
妣と跳ぶ
がらんどう
シシリアのパイプ
鳥になれそうな日
めざめ
蟬しぐれ
真っ赤なもの
あんかるなしおん
風花を待つ
春は小寒い
根なし草
むむむむむむって
迷走の雲
冬の陽きらら
疵という穴
この指とまれ
光っている夏
ゲランドの塩
星宿
雪ふりしきる
うふふ・うふふ
ロープ
解説 ただよいあそぶ 加藤治郎
あとがき
こいしい
新しき波
なんにも見えぬ
さざなみの中で
キングギドラを待ちながら
風の領域
雲でも食べに
曲がり角
妣と跳ぶ
がらんどう
シシリアのパイプ
鳥になれそうな日
めざめ
蟬しぐれ
真っ赤なもの
あんかるなしおん
風花を待つ
春は小寒い
根なし草
むむむむむむって
迷走の雲
冬の陽きらら
疵という穴
この指とまれ
光っている夏
ゲランドの塩
星宿
雪ふりしきる
うふふ・うふふ
ロープ
解説 ただよいあそぶ 加藤治郎
あとがき
著者略歴
岡田衣代(オカダキヌヨ okadakinuyo)
岡田衣代(おかだ・きぬよ)
1940年浜松市生まれ、名古屋市在住。
自由律俳句「層雲」、一行詩「視界」、桜狩短歌会を経て、現在、未来短歌会に所属。
星雲短歌会維持同人・編集委員。
日本歌人クラブ会員。詩集『一行の風』歌集『傾ける街』『終章の夏』『秋の言の葉』
タイトルヨミ
カナ:パールグレイノメイソウ
ローマ字:paarugureinomeisou
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
岡田衣代 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。