近刊検索 デルタ

2021年10月14日発売

株式会社法研

出版社名ヨミ:ホウケン

マンガでわかるAPD 聴覚情報処理障害

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内容紹介
音は聞こえているのに、その情報を処理する過程に障害がありうまく聞き取ることができない聴覚情報処理障害(APD:Auditory Processing Disorder)。最近になって知られるようになりましたが、まだまだ理解されず困っている人も少なくありません。
聞き取りにくいといっても聴覚には異常がないことも多く、本人も原因がわからず困っています。相手の言うことがわからなかったり、聞き取れなかったりすることでコミュニケーションがうまく取れず、人間関係の悩みを抱えてしまうこともあります。
本書は耳鼻咽喉科での診療を行っている医師によるAPDの基礎知識や現在わかっている対処法について、マンガをまじえながら詳しくわかりやすく解説した一冊です。
目次
はじめに
仕事の指示が聞き取れない!
聞き取れていないのに、気づかれにくい
第1章 聞こえているのに「聞き取れない」のはなぜ?
ADPって何? 
子どものときに気づきにくいのはなぜ?
「聞こえ」と「聞き取り」のメカニズム
APDの主な背景要因 人それぞれの特性に違いがある
第2章 診断と検査 ――ひとりひとりの特性を知る
検査と診断の意味
どんな検査をするの?
APDの周辺疾患
APDと診断されたら
第3章 脳・心・体の影響を知ろう
発達障害って何?
認知機能の偏りってなに?
子どもの発達とAPD
心理的な要因が大きい場合
脳の損傷が見逃されていることも
体調も聞き取りを左右する
第4章 聞きとりを助ける 環境・機器・トレーニング
環境の調整、機器の活用、トレーニング
第5章 人とのかかわり&生活のくふう
周囲の人の理解が大切
会話の工夫
仕事・学校・日常生活 ~それぞれの工夫
体調が聞き取りの状態を左右する ・睡眠負債
ひとりで悩まないで! 
おわりに
著者略歴
阪本 浩一(サカモト ヒロカズ sakamoto hirokazu)
大阪市立大学医学部附属病院耳鼻いんこう科 大阪市立大学大学院耳鼻咽喉病態学准教授 1989年愛知医科大学医学部卒業。大阪市立大学耳鼻咽喉科、神戸大学医学部耳鼻咽喉科を経て2002年より兵庫県立加古川病院耳鼻咽喉科医長、兵庫県立こども病院耳鼻咽喉科医長(兼務)、2009年兵庫県立加古川医療センター耳鼻咽喉科部長/兵庫県立こども病院耳鼻咽喉科部長(兼務)。2016年より大阪市立大学耳鼻咽喉科に赴任。 日本耳鼻咽喉科学会専門医、指導医、補聴器相談医、補聴器適合判定医、音声言語障害等判定医、気管食道科学会専門医、臨床遺伝専門医。小児耳鼻咽喉科学会理事、日本咳嗽学会評議員、喉頭学会喉頭アレルギー診断基準検討委員会副委員長。 耳鼻咽喉科でAPD(聴覚情報処理障害)、吃音、小児難聴特に遺伝難聴、耳鼻科領域の遺伝性疾患、アレルギー疾患にも取り組む。喉頭アレルギーからアレルギー性鼻炎の免疫療法まで幅広く臨床に従事。
タイトルヨミ
カナ:マンガデワカルエーピーディーチョウカクジョウホウショリショウガイ
ローマ字:mangadewakarueepiidiichoukakujouhoushorishougai

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