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定価:1,650円(1,500円+税)
判型:A5
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内容紹介
奄美の海で、嵐に遭い、父が行方不明になった。
その時から、言葉を失い、心が壊れてしまった少年が、シマでの生活のなかで、少しずつ立ち直っていく再生の物語。
物語は奄美大島の伝統的な祭りを軸に、ノロやユタ、ケンムンなどが登場し、「生と死」、神様を身近なものとして生活のなかに豊かに取り込む精神世界を時々に織り交ぜながら、印象深く進んでゆく。
その時から、言葉を失い、心が壊れてしまった少年が、シマでの生活のなかで、少しずつ立ち直っていく再生の物語。
物語は奄美大島の伝統的な祭りを軸に、ノロやユタ、ケンムンなどが登場し、「生と死」、神様を身近なものとして生活のなかに豊かに取り込む精神世界を時々に織り交ぜながら、印象深く進んでゆく。
目次
序章
第一章 奄美のシマに帰って
シマに帰って/ノロの照おば/ユタとコウマブリ/シマの友達/シマの助けあい
第二章 不思議なシマの生活
芭蕉布の祈り/ケンムンの悲しみ/高潮に襲われて/アラホバナのお祭り/宝貝の『生』と『死』/七夕さま
第三章 僕のマブリが強くなった
浩がハブに襲われた/アダンの海辺/ニライカナイゴウナ/母さんがシマにやって来た/父さんと母さんの出会い/僕が生まれて
第四章 父さんと会って
父さんのマブリ/アラセツのお祭り/シバサシのお祭り/ネリヤの国から/ドンガのお祭り/ネリヤの国へ
終章
あとがき
第一章 奄美のシマに帰って
シマに帰って/ノロの照おば/ユタとコウマブリ/シマの友達/シマの助けあい
第二章 不思議なシマの生活
芭蕉布の祈り/ケンムンの悲しみ/高潮に襲われて/アラホバナのお祭り/宝貝の『生』と『死』/七夕さま
第三章 僕のマブリが強くなった
浩がハブに襲われた/アダンの海辺/ニライカナイゴウナ/母さんがシマにやって来た/父さんと母さんの出会い/僕が生まれて
第四章 父さんと会って
父さんのマブリ/アラセツのお祭り/シバサシのお祭り/ネリヤの国から/ドンガのお祭り/ネリヤの国へ
終章
あとがき
著者略歴
鳥居 真知子(トリイ マチコ torii machiko)
1951年三重県に生まれ、兵庫県の芦屋で育つ。1974 年甲南大学文学部卒業。結婚後、神戸に住む。子育ての合間に児童文学を書き、「おはようおじさん」が三木市立図書館でビデオ化される。
1992 年甲南大学大学院入学。終了後、同大学と神戸山手女子短期大学で非常勤講師として勤め、退職後、再び児童文学を書き始める。
研究著書に『我々は何処へ行くのか―福永武彦・島尾ミホ作品論集』(和泉書院)、共著に『時の形見に』(白地社)、『南島へ南島から』(和泉書院)、『島尾敏雄』(鼎書房)。児童文学としての著書に『赤い屋根』(BL出版)、『ピラカンサの実るころ』(読売ライフ)、『あした咲く花』(読売
ライフ)、『アマゾンへ じっっちゃんと』(海風社)がある。
タイトルヨミ
カナ:アマミゾノカナタカラ
ローマ字:amamizonokanatakara
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