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2014年1月25日発売

ガイアブックス

出版社名ヨミ:ガイアブックス

クラニオセイクラル・オステオパシー

基礎と実践をひとつにまとめたわかりやすいチェックリスト
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内容紹介
頭蓋仙骨(クラニオセイクラル)オステオパシーのエッセンスが迅速かつ明確にわかる実践書。第1部の基礎編ではクラニオセイクラル・オステオパシーを中心としたオステオパシーの重要なテーマを実践しやすく体系化して詳解。続く第2部では診断、治療の原理に加え、関連する身体構造を部位別に解剖学的解説、臨床と治療法を掲載。第3部で疾病別に原因と診断、オステオパシーの治療手順と有効なテクニックを解説している。重要なテクニックは多くのカラー写真を用いて解説。テクニックの要所を迅速に習得できる。
目次
日本の読者のみなさまへ
はじめに

第Ⅰ部 基 礎

第1 章
頭蓋領域のオステオパシーの基礎
1 頭蓋仙骨オステオパシーの歴史[1 オステオパシーの始まり/2 頭蓋オステオパシーの試みの始まり/3 サザーランドの貢献/4 頭蓋領域のオステオパシーのさらなる発展」
2 オステオパシーの基礎[1 統一体としての身体/2 生体の自己調整力および治癒力/3 構造と機能の相互影響/4 これまで述べた問題を統合する/オステオパシー治療]
3 第1次呼吸メカニズム(PRM)[1 脳と脊髄の固有の自動性/2 脳脊髄液の波動/3 頭蓋内膜と脊髄内膜の可動性/4 頭蓋骨の可動性/5 腸骨間の仙骨の不随意的可動性/6 第1 次呼吸リズム/7 第1 次呼吸の頻度]

第2 章 触 診
1 触診の方法論
2 触診の実践

第3 章 頭部と仙骨の触診全般
1 サザーランドによる頭蓋冠ホールド
2 ベッカーによる蝶形後頭骨の触診
3 アプレジャーによる蝶形後頭底の触診
4 マグーンによる蝶形後頭底の触診
5 サザーランドによる前頭後頭の触診
6 頭蓋と仙骨の同時触診

第Ⅱ部 診断、治療、解剖学

第4 章 診断の原理
1 既往歴
2 視 診
3 頭蓋の形態
4 触 診[1 構造の特徴の触診/2 組織の密度の触診/3 組織の弾力性の触診/4 局所の圧痛/5 運動または適応による緊張変化の触診/6 固有のリズムへの適応による緊張変化の触診/7 触診による鑑別診断学/8 硬膜の張力/9 体液の運動の触診/10 空間的構成の感知/11 ポテンシーの触診]

第5 章 治療の原理
1 治療の一般的原理[1 治療の進め方と支点/2 注意の焦点/3 注意の移動/4 治療における静止の意味]
2 治療の特殊な原理[1 張力均衡/2 膜張力均衡点(PBMT)/3 均衡点の発生/4 誇張(Exaggeration)/5 直接的テクニック/6 解放(Disengagement)/7 圧縮と減圧/8 生理学的運動への対抗/9 成形(Molding)/10 自己治癒力の支持]
3 追加的な治療上の注意[1 治療の順序/2 治療の自然な終点…/3 治療反応]

第6 章 頭 蓋
1 頭蓋骨の解剖学[1 識別の目印/2 頭蓋冠、膜性頭蓋/3 頭蓋底、軟骨頭蓋/4 頭蓋冠の扁平骨/5 顔面頭蓋]
2 膜系[1 頭蓋内膜系/2 頭蓋外膜系/3 髄膜の血管供給/4 髄膜の神経支配/5 相互張力膜/6 機能障害の発生/7 診察と手順/8 頭蓋内硬膜の治療/9 頭蓋外硬膜の治療]
3 脳室およびCSFの解剖学と生理学[1 脳脊髄液腔/2 脳脊髄液の生理学/3 脳脊髄液の循環/4 脳脊髄液と脊髄神経/5 脳脊髄液とリンパ液/6 ホルモンの影響/7 自律神経系の影響]
4 筋膜[1 PRM(CRI)の結合組織への影響]
5 動脈[1 内頸動脈/2 椎骨動脈、脳底動脈/3 大脳動脈輪/4 外頸動脈]
6 静脈系[1 硬膜静脈洞/2 循環改善のテクニック]
7 リンパ系
 1 リンパ系のうっ滞の要因/2 リンパのテクニック
8 脳神経
 1 嗅神経/2 視神経/3 動眼神経/4 滑車神経/5 三叉神経/6 外転神経/7 顔面神経/8 内耳神経/9 舌咽神経/10 迷走神経/11 副神経/12 舌下神経
9 流体
 1 ジェラスによる流体/2 CSF の波動/3 静止点誘導/4 波動のテクニック

第7 章 頭蓋骨
1 後頭骨
 1 解剖学/2 後頭骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 後頭骨の治療/5 SBSの治療
2 蝶形骨
 1 解剖学/2 蝶形骨およびSBSの機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 蝶形後頭底軟骨結合と骨癒合の治療/5 蝶形骨の治療
3 篩骨
 1 解剖学/2 篩骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 篩骨の治療
4 前頭骨
 1 解剖学/2 前頭骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 前頭骨の治療
5 側頭骨
 1 解剖学/2 側頭骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 側頭骨の治療
6 頭頂骨
 1 解剖学/2 頭頂骨の機能障害の場所、発生および臨床/ 診断と診察/4 頭頂骨の治療
7 上顎骨
 1 解剖学/2 上顎骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 上顎骨の治療
8 口蓋骨
 1 解剖学/2 口蓋骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 口蓋骨の治療
9 頬骨
 1 解剖学/2 頬骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 頬骨の治療
10 下顎骨
 1 解剖学/2 下顎骨と顎関節の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 顎関節(TMJ)の治療/5 下顎頭の治療
11 鼻骨
 1 解剖学/2 鼻骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 鼻骨の治療/
12 涙骨
 1 涙骨の解剖学/2 涙骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 涙骨の治療
13 下鼻甲介
 1 解剖学/2 下鼻甲介の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断/4 下鼻甲介の治療
14 舌骨
 1 解剖学/2 口腔顔面の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察
15 仙骨
 1 解剖学/2 仙骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 腰仙関節の治療/5 仙腸関節の診察と治療
16 尾骨
 1 解剖学/2 尾骨の機能障害の場所、発生および臨床/3 診断と診察/4 仙尾関節の治療

第8 章 筋膜と横方向隔膜
1 筋 膜
 1 筋膜の機能/2 筋膜の構成
2 隔膜の解剖学
 1 骨盤隔膜/2 胸腰隔膜(横隔膜)/3 頸胸隔膜/4 舌骨/5 頭頸部の隔膜(環椎後頭関節)/6 その他の横方向の構造
3 隔膜の治療
 1 骨盤隔膜のテクニック/2 胸腰隔膜のテクニック/3 頸胸隔膜のテクニック/4 頸部筋膜のテクニック/5 舌骨のテクニック/6 構造のマニピュレーション/7 環椎後頭関節のテクニック/8 骨盤底および頭蓋内隔膜の調和のための検査とテクニック

第Ⅲ部 適応症
第9 章 適応症
1 急性発熱性感染症
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
2 気管支ぜんそく
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
3 片頭痛、頭痛および顔面痛
 1 原因/2 臨床/3 診断と鑑別診断/4 機能障害の発生/5 治療
4 咀嚼異常と顎関節障害
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
5 視力障害
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
6 中耳炎
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
7 むちうち症
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
8 副鼻腔炎
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
9 脊柱側弯症
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
10 耳鳴
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
11 斜頸
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療
12 めまい
 1 原因/2 診断と鑑別診断/3 機能障害の発生/4 治療

第Ⅳ部 一覧表
第10章 骨と関係する筋肉、靭帯、神経、血管
第11 章 血管障害
第12 章 脳神経および神経構造の障害
著者略歴
トルステン・リーム( )
オステオパシー博士(D. O.)。イギリスのGeneralOsteopathic Council(G.Os.C.) 登録のオステオパス。ドイツオステオパシー学校の前校長。ドイツとベルギーのオステオパシー教育の主導的立場にある。G.Os.C. 会員。心理療法、神経言語プログラミング、催眠療法、鍼療法の訓練も積んでいる。著書に、『Kraniosakrale Osteopathie』『Praxis der Kraniosakralen Osteopathie』(いずれもHippokrates)、『Osteopathie – Die sanfte Lösung von Blockaden』(Irisiana)、『Leitfaden Osteopathie』『Leitfaden viszerale Osteopathie』『Cranial Osteopathy』(いずれもElsevier) などオステオパシーの教本を多数執筆。頭蓋オステオパシーのビデオ・DVD教材も多数。
トビアス・K・ドプラー( )
1997 年イギリスのヨーロッパオステオパシー学校の学士課程を修了。1997-1998 年ロンドンで小児オステオパシーセンターなどの著名な治療施設で活動。1999 年ドイツのゲーリンゲンで開業。2005年米フロリダのノヴァサウスイースタン大学で医学修士課程を修了。ドイツオステオパシー学校の講師、ドイツ徒手医学協会の講師などを経て2012 年ドイツオステオパシー学校のベルリン校(全日制)の校長を務める。著書に、『Leitfaden Osteopathie』『Leitfaden viszerale Osteopathie』『HandbuchNaturheilpraxis』(いずれもElsevier)などがある。
平塚晃一(ヒラツカ コウイチ hiratsuka kouichi)
日本オステオパシー学会名誉会長。日本オステオパシー連合オブザーバー。1943 年、福岡県久留米市生まれ。18 歳から6 年間、闘病生活を送り、その後、オステオパシーと出合い病気を克服する。1969 年、日本指圧学校卒業。1974年、平塚指圧治療所を(現・立川オステオパシー・センター)を開業。1990 年に日本オステオパシー学会を設立し会長に就任。1992年、日本オステオパシー専門学院(現・ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシー)を設立し、現在に至る。著書に「オステオパシーとは何か」(現代本書林)、『続・オステオパシーとは何か』(ごま書房)がある。
早川敏之(ハヤカワ トシユキ hayakawa toshiyuki)
東京慈恵会医科大学医学部医学科助教授。麻布大学獣医学部獣医学科卒業。医学博士・獣医師。研究テーマは基礎医学および解剖学一般。共著に『ラットの断面解剖アトラス』(アドスリー)、翻訳書に『基礎・臨床解剖学 脊柱 脊髄 自律神経』(エンタプライズ)など。
吉水淳子(ヨシミズ ジュンコ yoshimizu junko)
奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、大阪府立大学大学院綜合科学研究科文化学専攻を修了。医薬翻訳者として、独語および英語の翻訳を手掛ける。
タイトルヨミ
カナ:クラニオセイクラル・オステオパシー
ローマ字:kuranioseikuraru・osuteopashii

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