近刊検索 デルタ

2016年10月25日発売

ガイアブックス

出版社名ヨミ:ガイアブックス

改訂新訳 英国ボバース講師会議による ボバース概念

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内容紹介
筋骨格系疾患または手術に伴う運動機能障害を有する患者ひとりひとりに合わせた介入プログラム作成のためのガイドライン。
運動療法と徒手療法の原理について考察を深め、最新の運動と管理ガイドラインを掲載し、理論と臨床技術の極めてバランスのとれた内容を記載しています。
理学療法の現在の進歩を反映した改訂版!
■ 新たな図解プログラム! 解剖図・線画・写真・X 線写真などフルカラーの解り易さ。
■ 新たな内容!脊椎マニュピレーション・脊椎手術・術後管理・上級機能トレーニングのための運動。
■ 新たなモデル!Nagiモデルを加えた国際生活機能分類(ICF)の言語使用。
■ 新たなヒント!運動療法の臨床適用の新たなヒントを「臨床情報」に記載。
■ さらに!運動療法の帰結を重視した「エビデンス情報」掲載。
■ さらに!理学療法の分野の一流の専門家による寄稿。
常に運動の治療応用における新しい傾向と研究成果を組み入れてきた「最新 運動療法大全 第6版」がⅠ基礎編・Ⅱ実践編(Ⅱ実践編は2017年発売予定)となってついに刊行される。
新版の主な特徴としては、いくつかの章を最新化するために数名の協力寄稿者を新たに採用し、現在の研究についての知識と情報を提供・追記している。
「エビデンス情報」の広大と最新化、「臨床情報」の新たな追加や、国際生活機能分類(ICF)・Nagiモデルの用語を統一し、世界保健機構の健康分類企画への移行をも推進している。
また、リハビリテーションプログラムの向上には、関節だけでは達成できないということが認識されてきていることから、身体パフォーマンスを向上させる上級運動を積極的に取り入れ改善させるため上級の機能トレーニングを多数掲載している。運動療法を学ぶ学生、医療従事者の学習と専門科としての成長のための情報源として役立つ内容に仕上がっている。
目次
メアリ・リンチからのメッセージ
日本語版発刊にあたって
レイモンド・テリスによる序文
英国ボバース指導者会議について
1 ボバース概念 変遷と最近の理論的基礎
はじめに
ボバース概念の創始者と変遷
ボバース概念の最近の理論的基礎
運動制御のシステム・アプローチ
可塑性
神経可塑性/神経損傷後の可塑性変化/大脳皮質の可塑性/筋の可塑性動学習
上位運動神経症候群
ボバース概念の理論的基礎の臨床応用運動制御
感覚システム
筋骨格システム
セラピーの補助機能
まとめ
2 臨床推論の基礎となる機能的運動の理解
はじめに
正常運動対効率的運動
代償戦略
運動制御と運動学習
運動制御における求心性情報の重要性
姿勢と運動のシステム制御
効率的な運動の動員
姿勢制御
バランス戦略
運動パターン
筋の強度と耐久性
スピードと正確性
まとめ
3 ボバース概念における評価と臨床推論
はじめに
臨床推論モデルとボバース(Bobath)概念
ボバース概念を用いた評価の主要な特性
臨床推論の基礎
ボバース概念を用いた臨床推論の図説
分析と初期仮説の作成
具体的介入による仮説の詳細化と検証
成果の評価とさらなる仮説検証
まとめ
4 実践の評価
はじめに
国際生活機能分類(ICF)を背景とした評価
測定選択に影響する要因
結果の定義
測定目的
測定の特性
データ水準
妥当性
信頼性
変化への感度・反応性
指標
カナダ作業遂行測定(COPM)
Goal AttaiScaling(GAS)
まとめ
5 坐位から立位、立位から坐位の運動
はじめに
文献からの臨床的考察
開始姿勢
座面の高さ
足部の位置
上肢の位置
立ち上がりの運動相
第1段階:屈曲相
運動の開始で始まり、臀部が椅子から離れる(離臀)前にこの段階は終わる
第2段階:体重移動相
離臀から始まり足関節背屈が最大になる
第3段階:伸展相
足関節の背屈が最大になる時期から股関節伸展の移行期までの段階である
第4段階:安定相
股関節の伸展を止めて運動を停止する時期である
立位から坐位への運動
年齢の影響
坐位から立ち上がって歩行
臨床的側面
機能的状況の運動
解除の対策
臨床的具体例
初回評価での重要な要素
初回治療の仮説/仮説検証/更なる仮説検証
臨床的具体例のまとめ
6 移動の制御
はじめに
二足歩行の重要な要因
移動のための重要な必要条件
三者制御
歩行の開始の皮質性制御
臨床的関連
歩行サイクル
感覚入力の源としての足部の役割
足部の活性化による一側下肢支持の達成
移動の開始のための後方ステップの構築
姿勢セットのための側臥位の活用
姿勢セットとして背臥位の活用し、安定したクルック(Crook)肢位の構築し、コアの安定性へ働きかける
一側支持の姿勢セットを構築し、高坐位からの“スタンド・ダウン(Stand Down)”を行う
プローン・ライイング(腹位前もたれ肢位)からの腹臥位、および、スタンディング・ダウン(Standing Down)の姿勢セットの活用
ボバース概念における体重免荷トレッドミルトレーニングの活用
補装具
症例検討
評価と初期作業仮説
治療目標/治療介入/初期作業仮説
第2日目
治療目標/治療介入
第3日目
治療目標/治療介入
第4日目
治療目標/治療介入
第5日目
治療目標/治療介入
測定結果
量的歩行分析
まとめ
7 上肢機能の回復
はじめに
上肢機能における姿勢コントロールの重要性
肩複合体
肩甲骨
肩甲上腕リズム(Scapulohumeral rhythm SHR)
機能的リーチ
標的の位置
リーチング
熟練した把握
手(The hand)
手の早期治療と管理
手の評価
手内在筋の選択的なトレーニング
まとめ
8 リハビリテーション環境におけるパートナーシップの探索:
 ボバース概念の24 時間アプローチ
リハビリテーション環境のパートナーシップ
初期の日々
姿勢の管理
回復のためのポジショニングとシーティング
潜在的な関節や軟部組織の変化に対処するための姿勢から姿勢への動き
感覚の喪失を克服し身体図式を刺激する
一日のスケジュール?練習の機会
合同治療セッション ? 一貫性のあるアプローチ
治療提供の強度
ホームプログラム
仕事に復帰する
ケーススタディ
症例検討
臨床仮説
仮説
治療介入
成果の評価
まとめ
索引
著者、監訳者、訳者
著者略歴
メアリ・リンチ・エラリントン(メアリ リンチ エラリントン meari rinchi erarinton)
英国理学療法士協会特別会員、ボバースシニアインストラクター。
スー・レイン(スー レイン suu rein)
ウォーカーゲイト・パーク神経リハビリテーション・神経精神医学の理学療法士の臨床責任者、ボバース成人基礎講習会インストラクター。
リンジ・メドース(リンジ メドース rinji medoosu)
マンチェスター神経セラピーセンター・神経教育センターの臨床責任者、ボバース成人上級講習会インストラクター。
紀伊 克昌(キイ カツマサ kii katsumasa)
監訳書に『正常発達 脳性まひ治療への応用』(三輪書店)、共同編集書に『脳卒中の治療・実践神経リハビリテーション』(市村出版)、翻訳書に『片麻痺の評価と治療』(医歯薬出版)、共訳書に『脳性麻痺の類型別運動発達』『脳性麻痺の運動障害』(共に医歯薬出版)など。
小野 剛(オノ タケシ ono takeshi)
小室 幸芳(オムロ ユキヨシ omuro yukiyoshi)
木野本 誠(キノモト マコト kinomoto makoto)
高橋 幸治(タカハシ コウジ takahashi kouji)
日浦 伸祐(ヒウラ ノブヒロ hiura nobuhiro)
真鍋 清則(マナベ キヨノリ manabe kiyonori)
藤田 真樹子(フジタ マキコ fujita makiko)
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:

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