近刊検索 デルタ

2014年12月26日発売

有志舎

出版社名ヨミ:ユウシシャ

開国期徳川幕府の政治と外交

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
徳川幕府の幕臣たちにとって鎖国から開国への転換は自明の「正解」だったのであろうか。本書はペリー来航前後の幕府の外交方針に多大な影響を与えた海防掛に着目し、彼ら幕臣たちの苦悩に寄り添いながら、国家意志の確立をめざす模索の時代のなかで幕末外交のジレンマがどのように乗り越えられ、開国政策が展開されていったのかをたどっていく。従来のあたかも開国にむけて順調一直線に進行していったかのような「予定調和」な開国史を書き改め、開国期の政治・外交史がそれ以後の幕府外交へ与えた影響や明治維新から近代にいたる歴史のなかでどのような意義を有しているのかを明らかにする。
目次
序章 開国への軟着陸
第Ⅰ部 ペリー来航前後の幕府外交と海防掛
 第一章 海防掛の制度に関する基礎的考察
 第二章 弘化・嘉永期における海防掛の外交構想
 第三章 嘉永期における風説禁止令と阿部正弘政権
 第四章 嘉永六年の幕府外交と「大号令」
第Ⅱ部 転換期としての安政二年
 第五章 通商政策への転換とその前提
 第六章 海防掛目付方の開国論の形成過程
 第七章 安政二年における幕閣改造の政治・外交史的意義
第Ⅲ部 開国政策の展開とその挫折
 第八章 開国の方法
 第九章 安政期における朝幕関係と海防掛
終章 幕末・維新史の中の開国期
著者略歴
後藤 敦史(ゴトウ アツシ gotou atsushi)
1982年生まれ、大阪観光大学専任講師
タイトルヨミ
カナ:カイコクキトクガワバクフノセイジトガイコウ
ローマ字:kaikokukitokugawabakufunoseijitogaikou

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
止められるか俺たちを 暴走族写真集
日本には暴走族がいる

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。