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定価:13,200円(12,000円+税)
判型:A5変形
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内容紹介
太宰および太宰文学の原点を知る宝庫! ―太宰研究者、太宰文学愛好家へ―
太宰治は、1927年に弘前大学の前身である官立弘前高等学校に入学した。本資料は、そのときの「英語」と「修身」の自筆ノートを忠実に複製したものである。「英語」ノートは大部分がThomas Babington Baron MacaulayとCharlotte Brontëによる著作の日本語訳の口述筆記。「修身」ノートは、修身を受け持った宮城敏夫教授自身が研究し、思うところをみずからの言葉で講義したものと推測される。
2冊のノートには実に多くの落書きがある。その大半は戯画化された肖像画と自己の署名などであるが、太宰治の筆致を如実に見ることができる。英語の授業への生徒達の不満や修身の授業への大正デモクラシーの影響なども読み取れ、当時の太宰をとりまく様子がいきいきと伝わってくる。
本資料は太宰研究の基礎資料であるとともに、昭和初期の官立高等学校においてどのような教育がなされていたかを知る上でも貴重な価値を有するといえよう。
太宰治は、1927年に弘前大学の前身である官立弘前高等学校に入学した。本資料は、そのときの「英語」と「修身」の自筆ノートを忠実に複製したものである。「英語」ノートは大部分がThomas Babington Baron MacaulayとCharlotte Brontëによる著作の日本語訳の口述筆記。「修身」ノートは、修身を受け持った宮城敏夫教授自身が研究し、思うところをみずからの言葉で講義したものと推測される。
2冊のノートには実に多くの落書きがある。その大半は戯画化された肖像画と自己の署名などであるが、太宰治の筆致を如実に見ることができる。英語の授業への生徒達の不満や修身の授業への大正デモクラシーの影響なども読み取れ、当時の太宰をとりまく様子がいきいきと伝わってくる。
本資料は太宰研究の基礎資料であるとともに、昭和初期の官立高等学校においてどのような教育がなされていたかを知る上でも貴重な価値を有するといえよう。
著者略歴
弘前大学附属図書館(ヒロサキダイガクフゾクトショカン hirosakidaigakufuzokutoshokan)
タイトルヨミ
カナ:ダザイオサムジヒツノートフクセイセット
ローマ字:dazaiosamujihitsunootofukuseisetto
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