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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:A5変形
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内容紹介
○私たち個人が「社会」という他者と出会って生じる“ストレス”に、こころはどのように相対し、自らを修正して、健康を維持あるいは回復させているのでしょう? 本書が描くのは、そんな無意識のダイナミクスです
○社会という普遍的な視点+パーソナリティという個別の視点、その両眼視で、コロナ情況からウクライナ戦争まで、“集団という生きもの”の無意識が浮かびあがります。なかでも、「ストレス状況へのレスポンス」のキーポイントとして、〈自己愛性障害〉というこころのあり様を、四つの臨床例に基き描出します。
○社会という普遍的な視点+パーソナリティという個別の視点、その両眼視で、コロナ情況からウクライナ戦争まで、“集団という生きもの”の無意識が浮かびあがります。なかでも、「ストレス状況へのレスポンス」のキーポイントとして、〈自己愛性障害〉というこころのあり様を、四つの臨床例に基き描出します。
目次
●集団のダイナミクス
第一章 集団のこころの動き
逃避し依存するグループ
内的空想がエネルギーになるとき
第二章 もうひとつの集団力動
こころの危機から護るために
自他いずれかにむかう攻撃性
気づけるよう 選択できるように
援助者が関わることで
●精神分析的心理療法の実際
第三章 こころのあらわれ――言葉や考えが誕生する
第四章 自己愛世界に他者が登場する
第五章 夢想が明らかにしたもの
第六章 「中断すること」によって明示されたこころ
終 章 自己障害患者にどう関わるか
自己の発達にかかわる苦しみ
新しい自分を試みるために
向いている? 向いていない?
文化にまつわる視点
自分中心から自他共生に
おしまいに
第一章 集団のこころの動き
逃避し依存するグループ
内的空想がエネルギーになるとき
第二章 もうひとつの集団力動
こころの危機から護るために
自他いずれかにむかう攻撃性
気づけるよう 選択できるように
援助者が関わることで
●精神分析的心理療法の実際
第三章 こころのあらわれ――言葉や考えが誕生する
第四章 自己愛世界に他者が登場する
第五章 夢想が明らかにしたもの
第六章 「中断すること」によって明示されたこころ
終 章 自己障害患者にどう関わるか
自己の発達にかかわる苦しみ
新しい自分を試みるために
向いている? 向いていない?
文化にまつわる視点
自分中心から自他共生に
おしまいに
著者略歴
手塚 千惠子(テヅカ チエコ tezuka chieko)
○1944年、兵庫県に生まれる。父の転勤で転校を繰り返しながら学生生活を過ごして、転校生のこころの機微をよく感じた。大阪市立大学家政学部児童心理学科(現・大阪公立大学生活科学部)の存在を知り、「子どもの心理を学びたい」と強く思ったのはこの経験からだと思う。
○卒業後、大阪市立病院精神神経科に就職し、定年後も非常勤で、計47年間、精神疾患に対する臨床心理業務(心理療法・心理テスト)に従事した。
〇他に、小児科患者家族の心理的問題、終末期医療、重大告知による不安への対応など、勤務病院全体のメンタルヘルスに対応する「医療心理相談」の開設で、相談員として務める。
○大阪市保健所で三歳児健診の発達テスト・テスターを22年間、大阪市こころの健康センター「自死遺族相談」の開設で、相談員を7年間、大阪府保健所および府下の市で「虐待防止母親グループ・セラピー」セラピストを8年間、大阪市南部子ども相談センターで「虐待防止親カウンセリング」カウンセラーを5年間、国立病院機構大阪医療センター臨床心理室で「HIV患者への集団心理療法による心理的援助」に5年間、従事。
○また、大阪市立大学生活科学部大学院、同医学部、関西福祉科学大学大学院、甲子園大学大学院、大阪医療センター附属看護学校および市立病院付属看護学校にて、非常勤講師。
○現在は大阪市で“心理室森ノ宮”を開設して、精神疾患への心理療法や専門家の訓練を営む。
タイトルヨミ
カナ:シャカイノ ストレスト ココロ
ローマ字:shakaino sutoresuto kokoro
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