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内容紹介
特集は「戦争の福岡」。戦争の福岡:火野葦平を通して、福岡県戦争遺跡調査について、軍都・小倉市の建物疎開、西伯利<シベリア>出兵史話、少国民の労働戦士聞き書き、福岡陸軍墓地、陸軍と特別大演習と福岡など。
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敗戦直後、日本に進駐したGHQは太平洋に視点を置く戦争史観を啓蒙し、現在の私たちはこの史観の中で戦争を考えているが、歴史的事実を正しく把握するためには、大東亜戦争史観に立たなければ、本当の日本の戦争は見えてこないのではないか。(「特集にあたって─太平洋戦争史観を検証する」より)
目次
【絵葉書でたどる福岡の歴史⑳】大演習の絵図(行橋)(石瀧豊美)
 喜多岡勇平暗殺の犯人(石瀧豊美)
【特集】戦争の福岡
 特集にあたって:太平洋戦争史観を検証する 
 戦争の福岡:火野葦平を通して(坂口 博)
 福岡県戦争遺跡調査について:文献調査の観点から(渡部邦昭)
 軍都・小倉市の建物疎開(梶原康久)
 西伯利〈シベリア〉出兵史話:世界史としての大正七、八年戦役と福岡(師岡司加幸)
 大東亜戦争前の小作争議:農民組合の関連性を軸に(濱田周作)
 少国民の労働戦士聞き書き:福岡市内国民学校高等科生徒の勤労動員(首藤卓茂)
 福岡陸軍墓地について(浦辺 登)
 陸軍特別大演習と福岡:高原謙次郎「大演習拝観記」の紹介(石瀧豊美)
【コラム】
 相島の忠霊塔(今村公亮)
 林えいだいと戦争 父・寅司を中心に(森川登美江)
 ある学徒兵の死(山下龍一)
 「巣鴨版画集」とBC級戦犯の獄中日記(青山英子)
【論文】
 幕末佐賀藩におけるいわゆるアームストロング砲の製造をめぐって(三):田中久重と石黒直寛関係史料および文献からのアプローチ(河本信雄)
【研究ノート】慶長期福岡藩の支城:一次史料と可視領域からの再検討(西田 博)
 古文書蒐集折々譚 その5 宮崎安貞を尋ねて(宮 徹男)
テレビ・ラジオのドキュメンタリー作品と地方史(上)(松尾允之)
短信往来▼今村公亮/河本信雄/向野正弘/西田 博/花田俊雄/馬場﨑由美/森川登美江
会員の本の紹介/例会卓話記録/編集後記
著者略歴
福岡地方史研究会(フクオカチホウシケンキュウカイ fukuokachihoushikenkyuukai)
福岡地方史研究会は、1962年の発足。福岡にあって地方史や郷土史に関心を持つ人々によって結成された、民間の自主的な研究団体。発足以来、学界と在野の交流によって相互に情報を交換し、会員個々が研究を重ね研鑽を積む。研究テーマは地方史に限らず、広く文化史・社会史・民俗学に及び、対象となる時代も原始・古代・中世・近世・近現代と各時代の研究者が所属。有志による「古文書を読む会」の活動は『福岡藩朝鮮通信使記録』の刊行に結実し、2001年2月、福岡県文化賞を受賞。月1回の定例研究会を開き、年1冊会報(本誌)を発行する。
タイトルヨミ
カナ:フクオカチホウシケンキュウダイゴジュウキュウゴウ
ローマ字:fukuokachihoushikenkyuudaigojuukyuugou

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