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2023年11月28日発売

株式会社音楽之友社

出版社名ヨミ:オンガクノトモシャ

混声合唱とピアノのための組曲 いわかがみ 

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内容紹介
詩人・児童文学者の野呂昶のあたたかい詩に、彩り豊かな音色で多才な作風を持つ山下祐加が描いたやさしい混声合唱組曲。合唱団の創立30周年記念として委嘱され、2023年6月25日(クラギ文化ホール)やちまた混声合唱団 創立30周年記念第18回定期演奏会(指揮:向井正雄/ピアノ:山本美保/弦楽:やちまたスペシャルアンサンブル)にて委嘱初演された。「優しい気持ちになれる曲」というテーマが合唱団から委嘱時に示され、作曲者により『野呂昶詩集 森のなかで すきとおる』(竹林館)より5篇のテキストが選ばれた。動物・植物・人間、生き物への優しい眼差しを通して、すべてのいのちの輝きや尊さを歌う。組曲全体の難易度は決して高くなく、この時代にこそ、世代を超えて歌われ続けてほしい作品。初演はピアノ+弦楽五重奏の伴奏によるものだったが、全国の合唱団に幅広く歌ってもらえることを願い、ピアノ・リダクション版を刊行する。
目次
[曲目]
・水仙(3:30)
・案山子(3:20)
・はるしおん(3:00)
・ふくろう(3:30)
・いわかがみ(3:10)
著者略歴
野呂 昶(ノロ サカン noro sakan)
1936年岐阜県大垣市生まれ。関西大学法学部卒業。詩人。児童文学者。日本児童文学者協会、詩と音楽の会会員。絵本や童話、古典文学の研究、評論なども手がける。著書に、「おとのかだん」(1983年 教育出版センター)、「野呂昶詩集」(2003年 いしずえ)、『詩集ふたりしずか』(かど創房)、『いろがみの詩』(戸田デザイン)、『あまだれピアノのぼうし』(カワイ出版)など多数。小学校の教科書に「ゆうひのてがみ」「こわれた1000のがっき」など掲載多数。「詩と音楽の会」「関西創作歌 曲の会」「日本児童文学者協会」会員。元湖南市教育委員会委員長。
山下 祐加(ヤマシタ ユカ yamashita yuka)
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。作曲を尾高惇忠、日野原秀彦の各氏に師事。2011年、創作オラトリオ「李陵」(原作:中島敦)を初演。2014年、混声合唱組曲「ねむりのもりのはなし」で第25回朝日作曲賞を受賞。2019年、第2回東京国際合唱コンクール(室内合唱部門)の課題曲「雪」を作曲。2020年に発売されたCD「山田和樹 アンセムプロジェクト 世界の国歌」(キングレコード)において編曲を担当。2021年、新作オペラ「稲むらの火の物語-梧陵と海舟」を作曲し、紀の国わかやま文化祭2021にて初演、「佐川吉男音楽賞」を受賞。合唱曲、ピアノ曲、管楽器アンサンブル作品等が出版されている。その他、小学校校歌や大学の愛唱歌なども作曲。音楽之友社からは、無伴奏混声合唱曲集『Ten songs ―世界のエレメント―』、男声合唱とピアノのための組曲『さびしい宇宙』が刊行されている。
タイトルヨミ
カナ:イワカガミ
ローマ字:iwakagami

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