近刊検索 デルタ

2014年7月23日発売

彩流社

出版社名ヨミ:サイリュウシャ

ピンク映画史 欲望のむきだし

欲望のむきだし
えろこれ  ERO-COLLE
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内容紹介
ピンク映画はなぜ生まれたか。テレビ受像機の普及によって劇場客が激減し、製作費と人件費の高騰も重なって大手5社が映画の減産に踏切ったからだ。1970 年代には欧米のセックス映画が流入し「ポルノ時代」を迎えて、東映はピンク映画を買い取り配給のみか「ニューポルノ」を製作。日活は「ロマンポルノ」をスタート。松竹も製作子会社を設立。ピンク映画は裏街道だが娯楽映画として半世紀以上も存続し、成人映画三本立て興行が連綿と行なわれてきたのは我国だけ。これは映画史において記録されねばなるまい!
目次
[第1章]ピンク前史
[第2章]五輪ピンクイヤー・1964
[第3章]国映対大蔵映画
[第4章]その製作と配給と興行
[第5章]ピンク映画に挑んだ人たち
[第6章]ピンク映画のあの手この手
[第7章]拡大する桃色攻勢
[第8章]1960 年代グラフィティ
[第9章]銀幕を彩った妖花百輪
[第10 章]ピンクからポルノへ
[第11 章]東映「ピンク」の勃興
[第12 章]若松孝二のマイウェイ
[第13 章]商魂一代・向井寛
[第14 章]ポルノからピンクへ
[第15 章]新世紀を超えて
[終章]ピンク映画は滅びない
著者略歴
二階堂 卓也(ニカイドウ タクヤ nikaidou takuya)
1947 年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。小学校時代より映画に親しみ、新東宝、東宝時代劇、日活アクション、やくざ映画、香港活劇、そして欧米の娯楽映画全般と、世間がB 級、C 級と評する映画、ピンク映画などを徹底的に見続け、評論活動を展開。偏向もここまでくるとひとつの個性で、『キネマ旬報』に連載された「イタリアン・アクションの誇りと栄光」をはじめとする一貫した評論姿勢に共感するファンも多く、その後のジャンル映画再評価に多大な影響を与える。主な著書に『マカロニアクション大全』『マカロニ・マエストロ列伝』『新東宝・大蔵/怪奇とエロスの映画史』(洋泉社)、『イタリア人の拳銃ごっこ』(フィルムアート社)等がある。
タイトルヨミ
カナ:ピンクエイガシ
ローマ字:pinkueigashi

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