ほか
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定価:3,850円(3,500円+税)
判型:菊変形
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内容紹介
◆「医療と司法の架橋」による医事法学のさらなる深化と発展をめざす、基礎研究や最先端研究のアリーナ。待望の第2号◆
「医療と司法の架橋」による医事法学のさらなる深化と発展をめざす、基礎研究や最先端研究のアリーナ。第2号は、第1部「論説」小特集:社会保険契約上の診療契約に関する3論文(峯川、平野、川﨑)と、医師の応招義務の続篇(水沼)、第2部「国内外の動向」はゲノム編集をめぐる講演とインタビュー(甲斐)、新たな法律指針(神里、日山、甲斐・北尾)、判例研究(永水、加藤)と書評(武市)。
「医療と司法の架橋」による医事法学のさらなる深化と発展をめざす、基礎研究や最先端研究のアリーナ。第2号は、第1部「論説」小特集:社会保険契約上の診療契約に関する3論文(峯川、平野、川﨑)と、医師の応招義務の続篇(水沼)、第2部「国内外の動向」はゲノム編集をめぐる講演とインタビュー(甲斐)、新たな法律指針(神里、日山、甲斐・北尾)、判例研究(永水、加藤)と書評(武市)。
目次
『医事法研究 第2号』
甲斐克則(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
はしがき
◆第1部 論 説◆
小特集 社会保険医療における診療契約について考える
◆1 社会保険医療と診療契約論〔峯川浩子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 保険診療契約の構造
Ⅲ 診療契約の当事者論
Ⅳ 第三者のためにする契約説の意義
Ⅴ おわりに
◆2 社会保険医療における医療過誤―不法行為法による救済〔平野裕之〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 医療過誤における過失と過失の証明責任―債務不履行責任の利点についての検討1
Ⅲ 過失以外の要件・効果について―債務不履行責任の利点についての検討2
Ⅳ 医療過誤は不法行為となりうるのか―不法行為責任構成へのそもそもの疑問
Ⅴ おわりに
◆3 保険医療は契約ではない〔川﨑富夫〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 医療システムとは
Ⅲ 医療契約論の混乱
Ⅳ 司法の誤謬
Ⅴ まとめ
Ⅵ 結 語
* * *
◆4 応招義務の歴史的展開と現代的意義(2)〔水沼直樹〕
Ⅰ 応招義務の沿革と変遷
―(上記は前号)―
Ⅱ 応招義務における「正当な事由」の解釈と裁判例の分析
Ⅲ 応招義務の現代的意義と新たな課題
おわりに
◆第2部 国内外の動向◆
[講演]ゲノム編集をめぐる生命倫理と法―立法への提言〔甲斐克則〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ゲノム編集をめぐる法的・倫理的課題とその検討
Ⅲ ミトコンドリア置換
Ⅳ 規制の対象
Ⅴ 規制の根拠
Ⅵ 規制の方式
Ⅶ おわりに―ゲノム編集技術規制のモデルとルール
[インタビュー]中国におけるゲノム編集の法規制の動向―劉長秋教授へのヒアリング調査から〔甲斐克則〕
【新たな法律指針 1】
「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」の概要とヒト受精胚研究に関する制度設計〔神里彩子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 政府における議論―その1
Ⅲ 「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」の概要
Ⅳ 政府における議論―その2
Ⅴ 日本における「ヒト受精胚」研究の規制の在り方
【新たな法律指針 2】
特定胚指針(動物性集合胚の取扱い)の改正〔日山恵美〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 動物性集合胚の取扱いの変更
Ⅲ おわりに
【新たな法律指針 3】
ドイツのアウグスブルク大学・ミュンヘン大学グループによるバイオバンク法案訳と若干のコメント〔甲斐克則=北尾仁宏〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ドイツのアウグスブルク大学・ミュンヘン大学グループによるバイオバンク法案訳
Ⅲ 若干のコメント
◆学会リポート
・第25回世界医事法会議の報告〔黒須三恵・宮下 毅〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ プログラム・発表の概要
Ⅲ 開会式,閉会式,懇親会等
Ⅳ 理事会・総会
Ⅴ 東京大会の特徴及び実行委員としての若干の感想
Ⅵ 世界医事法学会(WAML)および世界医事法会議(WCML)について
Ⅶ おわりに
・第49回日本医事法学会研究大会〔佐藤雄一郎〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ワークショップ
Ⅲ 個別報告
Ⅳ ポスター報告
Ⅴ シンポジウム
Ⅵ まとめに代えて
◆医事法ポイント判例研究
〈1〉強制不妊手術違憲判決〔永水裕子〕
仙台地判令和元年5月28日判時2413・2414号3頁
〈2〉医師法17条にいう「医業」と医行為の射程―タトゥー事件控訴審判決〔加藤摩耶〕
大阪高判平成30年11月14日判時2399号88頁
◆書 評
『医療情報と医事法』医事法講座第9巻(信山社,2019年) 〔武市尚子〕
甲斐克則(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
はしがき
◆第1部 論 説◆
小特集 社会保険医療における診療契約について考える
◆1 社会保険医療と診療契約論〔峯川浩子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 保険診療契約の構造
Ⅲ 診療契約の当事者論
Ⅳ 第三者のためにする契約説の意義
Ⅴ おわりに
◆2 社会保険医療における医療過誤―不法行為法による救済〔平野裕之〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 医療過誤における過失と過失の証明責任―債務不履行責任の利点についての検討1
Ⅲ 過失以外の要件・効果について―債務不履行責任の利点についての検討2
Ⅳ 医療過誤は不法行為となりうるのか―不法行為責任構成へのそもそもの疑問
Ⅴ おわりに
◆3 保険医療は契約ではない〔川﨑富夫〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 医療システムとは
Ⅲ 医療契約論の混乱
Ⅳ 司法の誤謬
Ⅴ まとめ
Ⅵ 結 語
* * *
◆4 応招義務の歴史的展開と現代的意義(2)〔水沼直樹〕
Ⅰ 応招義務の沿革と変遷
―(上記は前号)―
Ⅱ 応招義務における「正当な事由」の解釈と裁判例の分析
Ⅲ 応招義務の現代的意義と新たな課題
おわりに
◆第2部 国内外の動向◆
[講演]ゲノム編集をめぐる生命倫理と法―立法への提言〔甲斐克則〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ゲノム編集をめぐる法的・倫理的課題とその検討
Ⅲ ミトコンドリア置換
Ⅳ 規制の対象
Ⅴ 規制の根拠
Ⅵ 規制の方式
Ⅶ おわりに―ゲノム編集技術規制のモデルとルール
[インタビュー]中国におけるゲノム編集の法規制の動向―劉長秋教授へのヒアリング調査から〔甲斐克則〕
【新たな法律指針 1】
「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」の概要とヒト受精胚研究に関する制度設計〔神里彩子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 政府における議論―その1
Ⅲ 「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」の概要
Ⅳ 政府における議論―その2
Ⅴ 日本における「ヒト受精胚」研究の規制の在り方
【新たな法律指針 2】
特定胚指針(動物性集合胚の取扱い)の改正〔日山恵美〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 動物性集合胚の取扱いの変更
Ⅲ おわりに
【新たな法律指針 3】
ドイツのアウグスブルク大学・ミュンヘン大学グループによるバイオバンク法案訳と若干のコメント〔甲斐克則=北尾仁宏〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ドイツのアウグスブルク大学・ミュンヘン大学グループによるバイオバンク法案訳
Ⅲ 若干のコメント
◆学会リポート
・第25回世界医事法会議の報告〔黒須三恵・宮下 毅〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ プログラム・発表の概要
Ⅲ 開会式,閉会式,懇親会等
Ⅳ 理事会・総会
Ⅴ 東京大会の特徴及び実行委員としての若干の感想
Ⅵ 世界医事法学会(WAML)および世界医事法会議(WCML)について
Ⅶ おわりに
・第49回日本医事法学会研究大会〔佐藤雄一郎〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ ワークショップ
Ⅲ 個別報告
Ⅳ ポスター報告
Ⅴ シンポジウム
Ⅵ まとめに代えて
◆医事法ポイント判例研究
〈1〉強制不妊手術違憲判決〔永水裕子〕
仙台地判令和元年5月28日判時2413・2414号3頁
〈2〉医師法17条にいう「医業」と医行為の射程―タトゥー事件控訴審判決〔加藤摩耶〕
大阪高判平成30年11月14日判時2399号88頁
◆書 評
『医療情報と医事法』医事法講座第9巻(信山社,2019年) 〔武市尚子〕
著者略歴
甲斐 克則(カイ カツノリ kai katsunori)
早稲田大学大学院法務研究科教授
峯川 浩子(ミネカワ ヒロコ minekawa hiroko)
平野 裕之(ヒラノ ヒロユキ hirano hiroyuki)
川﨑 富夫(カワサキ トミオ kawasaki tomio)
水沼 直樹(ミズヌマ ナオキ mizunuma naoki)
神里 彩子(カミサト アヤコ kamisato ayako)
日山 恵美(ヒヤマ エミ hiyama emi)
北尾 仁宏(キタオ マサヒロ kitao masahiro)
永水 裕子(ナガミズ ユウコ nagamizu yuuko)
加藤 摩耶(カトウ マヤ katou maya)
武市 尚子(タケイチ ヒサコ takeichi hisako)
タイトルヨミ
カナ:イジホウケンキュウ ダイニゴウ
ローマ字:ijihoukenkyuu dainigou
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