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2021年5月31日発売

名古屋大学出版会

出版社名ヨミ:ナゴヤダイガクシュッパンカイ

原典 イタリア・ルネサンス芸術論 下

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内容紹介
ヨーロッパ芸術の黄金時代はイメージや言葉をめぐる「論」の時代でもあった。新たな芸術観を切り拓いた重要テクストが今、原典からの翻訳によってよみがえる――。下巻には、代表的な文学・音楽・演劇論から、コレクション論や図像論、遠近法論や比例論、さらには反芸術論までを収録。
目次
凡例

コレクション論
17 マルカントニオ・ミキエル
美術品消息

図像論
18 ガブリエーレ・パレオッティ
聖俗画像論(抄)

インプレーサ論
19 パオロ・ジョーヴィオ
戦いと愛のインプレーサについての対話(抄)

遠近法論
20 ピエロ・デッラ・フランチェスカ
遠近法論(第一書)

比例論
21 ヴィンチェンツォ・ダンティ
完全比例論

俗語論
22 ピエトロ・ベンボ
俗語論(第一書)

修辞論
23 ロレンツォ・ヴァッラ
ラテン語の典雅(序文)

悲喜劇論
24 ジャンバッティスタ・ジラルディ・チンツィオ
悲劇と喜劇の創作をめぐる談話あるいは書簡

抒情詩論
25 ポンポニオ・トレッリ
抒情詩論(第七講)

叙事詩論
26 フランチェスコ・パトリーツィ
ルドヴィーコ・アリオスト擁護

音楽論
27 ジョゼッフォ・ザルリーノ
ハルモニア教程(抄)

28 ヴィンチェンツォ・ガリレイ
古代と当代の音楽についての対話(抄)

演劇論
29 スーズダリのアヴラアミイ
スーズダリのアヴラアミイの出立

反芸術論
30 ジローラモ・ベニヴィエーニ
カンツォーネ「来たれ、主がおられる」についての註解(抄)

扉図一覧
訳者一覧
著者略歴
池上 俊一(イケガミ シュンイチ ikegami shunichi)
1956年、愛知県豊橋市に生まれる。1983年、東京大学大学院人文科学研究科(西洋史学専攻)博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授などを経て、現在、東京大学名誉教授、博士(文学)。著訳書、『ヨーロッパ中世の想像界』(名古屋大学出版会、2020年)、『フィレンツェ』(岩波新書、2018年)、『公共善の彼方に』(名古屋大学出版会、2014年、フォスコ・マライーニ賞)、『ヨーロッパ中世の宗教運動』(名古屋大学出版会、2007年)、『イタリア・ルネサンス再考』(講談社学術文庫、2007年)、『ロマネスク世界論』(名古屋大学出版会、1999年)、『ヨーロッパ中近世の兄弟会』(共編、東京大学出版会、2014年)、『原典 ルネサンス自然学』(監修、名古屋大学出版会、2017年、日本翻訳出版文化賞)、『原典 イタリア・ルネサンス人文主義』(監修、名古屋大学出版会、2010年)、アルベルティ『家族論』(共訳、講談社、2010年)、ジャック・ルゴフ『中世の夢』(名古屋大学出版会、1992年)ほか
タイトルヨミ
カナ:ゲンテン イタリアルネサンスゲイジュツロン ゲ
ローマ字:genten itariarunesansugeijutsuron ge

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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