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2020年8月25日発売

ぱるす出版

出版社名ヨミ:パルスシュッパン

国語の原風景 上古の言葉と漢字の知恵

上古の言葉と漢字の知恵
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内容紹介
言葉は人とともにある。言葉は歴史であり、言葉は文化である。
私たちが、日常、何気なく使っている言葉には、歴史がきざまれており、先人たちが築き上げた文化が、知恵が内包されている。
校閲記者歴40年の著者が、令和の今、日本書紀と古事記を紐解き、日本語の魅力、奥深さ、漢字の面白さを書き下ろす!
目次
Ⅰ 上古から学ぶ国語の教養
お嬢さん、マツゲの毛ってどんな毛?
手を組んで考えよう、匠って何?
酒壺になりたいという歌もありました
ウケモチの神から生まれたお稲荷さん 
イカヅチ、大空を走る
変幻自在の「木」という言葉 
鬼怒川はもしかして東国の紀の川では
調べてみると気づきがいっぱいの身体部位語 
「読む」の大本の意味とは?
ムクロが立派と言われても 
魂や命は体の中にくるまれている 
隠しておきたい心の働き 
恐ろしくも畏れ多いわが国の神様 
猫と杓子の本当の関係 
鬼はかつて日本にはいなかった? 
目に見えるようになってしまった鬼
幻想のヨモツヒラサカ 
道祖神の二つの顔
「幸い」とは無事であること 
物に恵まれ「幸」多し 
カミさんは万葉集でイモでもあった 
カミさんがなぜ妹なんだ? 
エとオトは兄と弟? 
父母をいうカゾイロハ、オモ・アモ、シシも 
思い出したい厳父・慈母 
命は続くよ、どこまでも 
太古にはハハがパパだった
達磨をなんでダルマと読むんだ?
考えるについて考える 
『古事記』『日本書紀』は車の両輪
あはれ、夢といふはなんぞ 
天皇の風貌かく表しき 
ウツクシイ人は美しい人でなかった 
自然の息は風である 
上古からカゼだって吹いている 
やたら目に付く「八」の役割 
「八」の大本は「二」にあり? 
いにしへとむかし、どっちが古い? 
神無月って神のいない月? 
穂は穂でもただものではない 
Ⅱ 漢字の知恵に学ぶ
祖 ご先祖様は神様だ 
母 母が教える女性の天職 
心 精神活動の心臓 
水 思い返そう、その大切さを 
世 世代とは命の循環 
絆 絆とは思いやりの綱 
本、末 末の栄えは報恩が本 
私、公、和 公私の関係と和の道徳 
青 人生光あれば陰あり 
温、暖、寒、冷 故きに思いを致す時 
影、陰、蔭 精神風土映すお蔭様 
恥 恥は善き道徳の土壌 
友 人格を養い合える友を 
安 求むべきは心の安楽 
面 笑顔に拳当たらず 
正、直 徳に近い「正直」 
誓 親子の情は誓いに勝る 
大、太 包まれて生かされる 
大、小 器量の大が生む謙遜 
果、涯 人生は果実を結ぶ旅 
美 近くて遠い漢字の故郷 
善 日本人が大好きな文字 
真 「誠」で「真」を磨く 
日、土、地 母性の本質を示す大地 
呼、応 思い出したい呼ぶ心 
借 「借り物」のお返し 
海 詩人が見た海と母 
機 「機」は人知を超える 
月 心に懸かる月明かり 
種、根 命の蓄えられる頃 
旦、朝 心改まる元日の朝 
卒 「学ぶ」に終わりなし 
花、華 日本人の情緒映す花 
薫、匂 有徳の余薫に与る 
蛙、蛍 雨に三余の教えあり 
夏、休 感傷は心を癒す力 
老、考、孝 孝を以て老に仕えよ 
雪、新 笑みの絶えぬ団欒 
国 帰る所のある幸せ
時 無情さに癒す力も 
暑、涼 不二という道しるべ 
十 満点の下に置く満点 
口 口の業に「戒語」あり 
懐 喜びを生む懐かしさ 
著者略歴
塩原経央(シオバラ ツネナカ shiobara tsunenaka)
【著者紹介】 塩原経央(しおばら・つねなか) 昭和20(1945)年生まれ。横浜国立大学卒。産経新聞校閲部長、論説委員を歴任。國語問題協議會評議員、日本詩人クラブ会員、日本現代詩人会会員。 <主な著書> 『「国語」の時代』『赤ペン記者の気になる言葉の雑学』 『校閲記者の泣き笑い人生』『国語の底力』『幼児の底力』 詩集『瘤』『耳ヶ丘団地』『うさぎ』『月』等
タイトルヨミ
カナ:コクゴノゲンフウケイ
ローマ字:kokugonogenfuukei

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