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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:A5
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内容紹介
化学肥料はもちろん、堆肥にも頼らない持続的農業のあり方を現場と理論から追求。一貫して自給と農業生物学にこだわり、急逝した在野の研究者の渾身の作品!
目次
序 章 有機農業、自然農法、そして「ただの農業」へ
解説 中島紀一
第1章 植物成長の原理――植物が植物を育てる
解説 三浦和彦
1 農業の歴史――持続的農耕の4つのタイプ
2 遷 移
3 植物体(植物群落)の成長の仕組み――物質生産と物質循環
4 進化論からみた植物の光合成と微生物の窒素固定
5 窒素固定と光合成の共役
6 有機炭素の意義
7 農業の原理
第2章 低投入・持続型農業の作物栽培論
解説 中島紀一
1 省エネルギー農業への回帰
2 省力農業の展開へ――なるべく手間をかけない
3 畑作農業の特質
4 輪作の仕組みと意義
5 作型の選択
6 水田農業
7 有畜農業
第3章 植物の環境への適応
解説 中島紀一
1 植物は「不動」の存在か?――止まりつつ動く植物の二面性
2 農耕の二面性
3 植物の受粉(受精)の様式
4 自殖と他殖の違い――生殖の二面性
5 自然交雑・自家採種による系統育成
6 植物の生存戦略――脱出・資源探索・遺伝的多様性・適応
7 連作ということ
8 植物の環境適応――もうひとつの力
第4章 希望の地としての北海道
解説 三浦和彦
1 私と北海道
2 北海道は日本か
3 北海道の開拓と農業
4 北方稲作――極早生種という技術開拓
5 畑作――輪作と有畜という課題
6 デンマーク農法――小規模有畜複合の可能性
7 少年の希望としての北海道
8 北海道「再開拓」の時代――北海道文化の再創造
第5章 農業生物学を志して
1 幻想としての「農業生物学」
2 わが「農業生物学」――ひとりの生活者、そして科学者として
3 生産と暮らしの一体化・「耕す市民」――技術を人びとの手に
4 振り返って 124
解説 三浦和彦
鼎 談 ぼくたちの時代、ぼくたちの歩み
明峯哲夫・三浦和彦・中島紀一
有機農業技術会議 有機農業技術原論研究会 開催一覧
秀明自然農法とは
秀明自然農法調査研究委員会 名簿
調査研究委員会事務局
調査対象農家
解説 中島紀一
第1章 植物成長の原理――植物が植物を育てる
解説 三浦和彦
1 農業の歴史――持続的農耕の4つのタイプ
2 遷 移
3 植物体(植物群落)の成長の仕組み――物質生産と物質循環
4 進化論からみた植物の光合成と微生物の窒素固定
5 窒素固定と光合成の共役
6 有機炭素の意義
7 農業の原理
第2章 低投入・持続型農業の作物栽培論
解説 中島紀一
1 省エネルギー農業への回帰
2 省力農業の展開へ――なるべく手間をかけない
3 畑作農業の特質
4 輪作の仕組みと意義
5 作型の選択
6 水田農業
7 有畜農業
第3章 植物の環境への適応
解説 中島紀一
1 植物は「不動」の存在か?――止まりつつ動く植物の二面性
2 農耕の二面性
3 植物の受粉(受精)の様式
4 自殖と他殖の違い――生殖の二面性
5 自然交雑・自家採種による系統育成
6 植物の生存戦略――脱出・資源探索・遺伝的多様性・適応
7 連作ということ
8 植物の環境適応――もうひとつの力
第4章 希望の地としての北海道
解説 三浦和彦
1 私と北海道
2 北海道は日本か
3 北海道の開拓と農業
4 北方稲作――極早生種という技術開拓
5 畑作――輪作と有畜という課題
6 デンマーク農法――小規模有畜複合の可能性
7 少年の希望としての北海道
8 北海道「再開拓」の時代――北海道文化の再創造
第5章 農業生物学を志して
1 幻想としての「農業生物学」
2 わが「農業生物学」――ひとりの生活者、そして科学者として
3 生産と暮らしの一体化・「耕す市民」――技術を人びとの手に
4 振り返って 124
解説 三浦和彦
鼎 談 ぼくたちの時代、ぼくたちの歩み
明峯哲夫・三浦和彦・中島紀一
有機農業技術会議 有機農業技術原論研究会 開催一覧
秀明自然農法とは
秀明自然農法調査研究委員会 名簿
調査研究委員会事務局
調査対象農家
著者略歴
明峯哲夫(アケミネ・テツオ akemine・tetsuo)
1946年、埼玉県生まれ。北海道大学農学部卒業、同大学院農学研究科博士課程中途退学。専攻は農業生物学(植物生理学)。
1970年代初頭から「たまごの会」「やぼ耕作団」など都市住民による自給農場運動に参加しながら、人間と自然、人間と生物との関係、農の本源性、暮らしのあり方などについて論究を重ねてきた。また、農業生物学研究室を主宰し、NPO法人有機農業技術会議の代表理事を務めるなど、多くの仲間と共に有機農業技術の理論化・体系化の作業に取り組んだ。2014年9月15日逝去。
主著=『やぼ耕作団』(風濤社、1985年)、『ぼく達は、なぜ街で耕すか』(風濤社、1990年)、『都市の再生と農の力』(学陽書房、1992年)、『街人たちの楽農宣言』(共編著、コモンズ、1996年)、『有機農業の技術と考え方』(共著、コモンズ、2010年)、『原発事故と農の復興』(共著、コモンズ、2013年)など。
タイトルヨミ
カナ:ユウキノウホウ・シゼンノウホウノギジュツ
ローマ字:yuukinouhou・shizennouhounogijutsu
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