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2013年3月8日発売

コモンズ

出版社名ヨミ:コモンズ

原発事故と農の復興

避難すれば、それですむのか?!
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内容紹介
放射能汚染と対峙し、食べものの安全性を守りながら
農業・農村も復興しなければならない
かけがえのない暮らしと風土を守りたい
では、どうすればよいのか?!
反原発の第一人者と有機農業研究者・農民が真正面から論じ合う
目次
はじめに

●問題提起1  小出 裕章
放射線管理区域を超える汚染地域で農業をどう守るか
原爆数百発分の放射能が撒き散らかされた
放射線管理区域の基準を上回る汚染
逃げてほしいが、農業をどう守るかも大切

●問題提起2  菅野 正寿
福島の現状と農民の想い
地域資源を活用した地域づくり
実行されない支援
除染の実態
変わってしまった風景と福島の奇跡
地方の搾取で成立する都市
〈資料1〉国連人権理事会 特別報告者のプレス・ステートメント(抜粋)

●論点1
放射能の危険性と農産物の汚染状況をどう認識するのか

●論説1
検証されつつある「福島の奇跡」   中島紀一

●論点2
農産物への放射性セシウムの移行率は、なぜ低かったのか

●論点3
危険と避難のあいだ

●論説2
生きることそのものとしての有機農業――放射能汚染と向かい合いながら   明峯哲夫 

●論点4
「子どもには食べさせない」という考え方は、本当に正しいのか

●論説3
放射能汚染食料への向き合い方――拒否するだけでは解決しない   小出裕章 

●論点5
安全性の社会的保証と被災地の復興

質疑応答

●エピローグ
暮らしが変わらなければ、脱原発社会は創れない

討論を終えて
著者略歴
小出 裕章(コイデ ヒロアキ koide hiroaki)
1949年東京都生まれ。京都大学原子炉実験所助教。 数少ない反原発の学者として、原子力発電を止めるための研究を続けている。 著書に『原発事故後の日本を生きるということ』〔農文協〕    『原発はいらない』〔幻冬舎ルネッサンス〕ほか。
明峯 哲夫(アケミネ テツオ akemine tetsuo)
1946年北海道生まれ。農業生物学研究室主宰。 著書に『都市の再生と農の力』〔学陽書房〕ほか。
中島 紀一(ナカジマ キイチ nakajima kiichi)
1947年埼玉県生まれ。茨城大学名誉教授。農学博士。 著書に『有機農業政策と農の再生』〔コモンズ〕ほか。
菅野 正寿(スゲノ セイジ sugeno seiji)
1958年福島県生まれ。福島県二本松市東和在住。有機農業者。 福島県有機農業ネットワーク代表 共著書に『放射能に克つ農の営み』〔コモンズ〕。
タイトルヨミ
カナ:ゲンパツジコトノウノフッコウ
ローマ字:genpatsujikotonounofukkou

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