近刊検索 デルタ

2023年8月4日発売

短歌研究社

出版社名ヨミ:タンカケンキュウシャ

ウォーターリリー

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ここに生まれて ここがどこだか まだわからない耳を澄ますと遠く聞こえてくる声わたしはひとつの声であり、また多声である過去を、未来を、今を、短歌は不安な世界をどう聞き取るのか。『歓待』から四年、あらたな方法を携え挑戦する一冊。【歌集より】あの川に兄が浮かんでこの沼に父が浮かんで 睡蓮咲いたウォーターリリーこんなしづかな戦場がここにウォーターリリーの姿に咲いて生きるとはこのやうにリボンつけることリボンのうれしさ焼け残る服わたくしは牝鹿に還り舐めにゆくウラニウムなほも鎮まらぬ火を睡蓮の気持ちは人類誕生以前から変はらないまま 会へない人よ装幀=毛利一枝
目次

ウォーターリリー
睡蓮とオオオニバス

白鳥
睡蓮について

船歌
地球儀の海
鮟鱇と暮らす
アマビエの海
留まるべし
蛸のいちにち
正倉院展
ポケットの穴
仁王像

鶴の折り方
イオンエンジン
熟れ過ぎた果実
うごく水
イ・カ・タ
ドミノ
杼の鳥


浪漫飛行
2時間40分
歯ブラシ讃
パピルスに遠く
カナリア
氷壁
水仙光
眩輝
あとがき
著者略歴
川野里子(カワノサトコ kawanosatoko)
タイトルヨミ
カナ:ウォーターリリー
ローマ字:wootaaririi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
泣くな、わが子よ
ノーベル賞候補であり続ける文学者の代表作

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。