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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
催眠学、暗示療法の祖、メスマーの生涯と学説。
スピリチュアル・サイコロジーの概略も紹介している基本文献。
待望の本邦初の完訳!
メスマー自身は催眠術師を自称したことはなかった。が、体内を流れる磁気についての学説を体系化し、患者の精神、とりわけ潜在意識に働きかける治療を無意識のうちに取り入れていたのではないか、と考えられる。メスマーの死後、神秘的な性格や魔術性が取り除かれ、彼の学説および施術が継承されつつ、彼の意図を超えて心理的な治療に応用されて、二〇世紀初期のフロイト的な精神分析につながっていく。(「日本語訳者あとがき」より)
スピリチュアル・サイコロジーの概略も紹介している基本文献。
待望の本邦初の完訳!
メスマー自身は催眠術師を自称したことはなかった。が、体内を流れる磁気についての学説を体系化し、患者の精神、とりわけ潜在意識に働きかける治療を無意識のうちに取り入れていたのではないか、と考えられる。メスマーの死後、神秘的な性格や魔術性が取り除かれ、彼の学説および施術が継承されつつ、彼の意図を超えて心理的な治療に応用されて、二〇世紀初期のフロイト的な精神分析につながっていく。(「日本語訳者あとがき」より)
目次
ギルバート・フランカウ「紹介のための序論」
フランツ・アントン・メスマー「動物磁気の発見に関する覚書」
読者への序文
動物磁気の発見に関する覚書
主張すべき命題
付記 ミス・パラディースの症例
日本語訳者あとがき
参考文献
フランツ・アントン・メスマー「動物磁気の発見に関する覚書」
読者への序文
動物磁気の発見に関する覚書
主張すべき命題
付記 ミス・パラディースの症例
日本語訳者あとがき
参考文献
著者略歴
フランツ・アントン・メスマー(フランツ アントン メスマー furantsu anton mesumaa)
〈著者紹介〉
フランツ・アントン・メスマー(Franz Anton Mesmer, 1734-1815)
オーストリアの医師。ウィーン大学で医学を修め、『人体への惑星の影響について』(1766)という博士論文を提出した。宇宙には磁気が偏在するという仮説のもとに「動物磁気」説を提唱。ウィーンやパリで行った治療は暗示療法の先駆けと考えられ、後にメスメリズムと呼ばれるようになった。
ギルバート・フランカウ(ギルバート フランカウ girubaato furankau)
〈編者・英語訳者紹介〉
ギルバート・フランカウ(Gilbert Frankau, 1884-1952)
イギリスの小説家。パブリック・スクールの名門イートン・コレッジ卒業。第一次世界大戦で出征し前線で戦った。第2次世界大戦でも従軍。
作品はLove Story of Aliette Brunton(1922)、映画化されたChristopher Strong(1932)、Royal Regiment(1938)、World without End (1943)、Michael’s Wife (1948)など、多数ある。
広本 勝也(ヒロモト カツヤ hiromoto katsuya)
〈日本語訳者紹介〉
広本勝也(ひろもと かつや)
慶應義塾大学大学院博士後期課程満期退学。
現在、慶應義塾大学名誉教授。専門は米英の詩と演劇全般。
〈論文〉「仮面劇の起源と原型」(植月恵一郎編『英文学のディスコース』北星堂書店、2004)、「正岡子規とH. Spencer──『文体の哲学』について」(『比較文化研究』No. 98、2011)、「シルヴィア・プラス──軽薄と絶望」(『慶應義塾大学日吉紀要:英語英米文学』No. 61、2012)、他。
タイトルヨミ
カナ:メスメリズム
ローマ字:mesumerizumu
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