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2012年12月27日発売

産調出版

エビデンスに基づいた徒手療法

症状に焦点をしぼった問題指向型のアプローチ
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内容紹介
マッサージ分野の世界的権威が、一般的な筋骨格症状に用いられる徒手療法の技術に関して、エビデンスに基づく文献および臨床実施指針とともに解説した実践書。患者に焦点を当てた基本的な触診診断および徒手療法を適用し、最適な転帰をもたらし、患者の快適性を高める方法が示されている。600点以上の写真とイラスト、付録のDVDにより、ステップごとの視覚的なガイダンスを実現。カウンターストレイン、等尺性筋エネルギー・テクニック、機能的テクニック、軟部組織テクニック、関節操作法などを用い、筋骨格症状を効果的に診断および治療する方法を収録している。最新の科学的知識を筋骨格機能障害に応用、徒手療法が主要な役割を担う総括的な管理計画を策定。革新的な新しいリソースであり、徒手療法による筋骨格痛および筋骨格機能障害を緩和するための幅広い選択肢を患者に提供できる、完全なツールである。115分のDVD付き。
目次
徒手療法にも明確なエビデンスを 高田治実
患者と治療者双方の利益をよりいっそう高める レオン・チャイトー
新旧の課題に対処する従事者を支える書 フィリップ・E・グリーンマン

第1章:概要
 背景

第2章:体性機能障害の仕組み
 病態生理
生体力学
 論点/研究機会

第3章:徒手診断手順の概要
 体性機能障害の診断/検査手順の有効性および信頼性/文書

第4章:治療方法の概要
 徒手治療方法の分類/禁忌および使用上の注意/副作用/体性機能障害の管理計画の作成/方法の選択/クリニカルパール

第5章:構造的な腰痛
 定義/疫学/機能解剖学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/徒手診断手順/徒手治療手順/補助治療/教育/運動療法/論点/研究機会

第6章:機械(構造)的な頸部および上背部痛
 定義/疫学/機能解剖学/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/徒手診断手順/徒手治療手順/補助治療/論点/研究機会
付録6.1:頸椎のオステオパシー徒手療法
 背景および声明/効果/損傷/代替療法の比較/誘発テスト/リスク要因/結論

第7章:頸性頭痛
 定義/疫学/機能解剖学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/診断手順/治療手順/補助治療/教育/運動療法/論点/研究機会

第8章:側頭下顎関節機能障害
 定義/疫学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/機能解剖学/徒手診断手順/徒手治療手順/補助治療/教育/側頭下顎関節機能障害に対する運動療法/論点/研究機会

第9章:肩痛および肩関節機能障害
 定義/疫学/機能解剖学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/診断手順/治療手順/補助治療/教育/運動療法/論点/研究機会

第10章:手根管症候群
 定義/疫学/機能解剖学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/診断手順/治療手順/補助治療/教育/運動療法/論点/研究機会

第11章:足関節捻挫
 定義/疫学/病態生理/鑑別診断/病歴/身体所見/臨床検査およびX線検査所見/徒手療法/機能解剖学/徒手診断手順/徒手治療手順/補助治療/教育/運動療法/論点/研究機会

第12章:徒手療法のコード付与
 分類システム/ICD-9-CM/医師診療行為用語/オステオパシー徒手治療コードの適切な使用/症例報告のコード付与/エクスプラネーション・オブ・ベネフィットの確認

 索引
著者略歴
マイケル・A・セフェンジャー( )
レイモンド・J・ハルビー( )
高田治実(タカダ ハルミ takada harumi)
医学博士(昭和大学医学部)。帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科教授。専門分野は、補装具学、切断の理学療法学、運動療法学、運動療法の阻害因子に対する即時的治療法の研究。著書に『マイオチューニングアプローチ入門』(協同医書出版社)、監修書に『最新カラーリングブック 筋骨格系の解剖学』『ヘルスケア臨床現場におけるクリニカルマッサージ』『頭痛・頸部痛のためのマッサージセラピストガイド』(いずれもガイアブックス)などがある。
江口 英範(エグチ ヒデノリ eguchi hidenori)
国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科博士課程修了。帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科准教授。専門分野は、徒手的理学療法、基礎系、神経系理学療法学。
佐藤 成登志(サトウ ナリトシ satou naritoshi)
新潟大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。新潟医療福祉大学医療技術学部理学療法学科大学院医療福祉学研究科准教授。共著に『障害別・ケースで学ぶ理学療法臨床思考』(文光堂)、『臨床理学療法マニュアル 改訂第2版』(南江堂)など。
前島 洋(マエジマ ヒロシ maejima hiroshi)
広島大学大学院医学系研究科保健学科博士課程後期修了。帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科教授。専門分野は、基礎理学療法学、神経科学。
藤田 真樹子(フジタ マキコ fujita makiko)
大阪大学人間科学部人間科学科卒業。『筋骨格系の触診マニュアル』『クリニカルキネシオロジー』(いずれもガイアブックス)のほか、ソフトウェア関連書籍や経済書の翻訳を手がける。
タイトルヨミ
カナ:エビデンスニモトヅイタトシュリョウホウ
ローマ字:ebidensunimotozuitatoshuryouhou

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