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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六
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内容紹介
生きづらいこの世界をどう生きればいいのか。
強く生きなくていい。でもそれではどう生きればいい?
ほんとうは人生に「勝ち組」も「負け組」もなく、
誰も〈敗者〉ではないということを、文学はいつも告げています。
本書で紹介するアメリカ文学(ロックや映画にまつわる章もあります)は以下の通り。
カポーティ、フォークナー、ギンズバーグ、ルー・リード、
ボブ・ディラン、ジャームッシュ、ブコウスキーから、
メルヴィル、ポー、ホーソーン、ソロー、ディキンスン、ホイットマンまで。
強く生きなくていい。でもそれではどう生きればいい?
ほんとうは人生に「勝ち組」も「負け組」もなく、
誰も〈敗者〉ではないということを、文学はいつも告げています。
本書で紹介するアメリカ文学(ロックや映画にまつわる章もあります)は以下の通り。
カポーティ、フォークナー、ギンズバーグ、ルー・リード、
ボブ・ディラン、ジャームッシュ、ブコウスキーから、
メルヴィル、ポー、ホーソーン、ソロー、ディキンスン、ホイットマンまで。
目次
はじめに
Ⅰ
『遠い声 遠い部屋』 何者でもないわたしへ
フォークナーの振り切れない人びと
ギンズバーグは「カディッシュ」
ルー・リード――落ちゆく者の落ちなさ
ボブ・ディラン――自己を他者化するパフォーマー
真剣な気晴らし――ブコウスキーの死のかわし方
J・Jの詩学――ここからここへ
(『パターソン』→『デッドマン』→『パターソン』)
Ⅱ
『白鯨』――震災後のまなざしで読み直す
エドガー・アラン・ポーについて
『緋文字』のホーソーンのまなざし
『ウォールデン』――宇宙の一点に仮住まいする雄鶏の声
フラジャイル・ホイットマン
苦悩と狭さから――ディキンスンを読む
Ⅰ
『遠い声 遠い部屋』 何者でもないわたしへ
フォークナーの振り切れない人びと
ギンズバーグは「カディッシュ」
ルー・リード――落ちゆく者の落ちなさ
ボブ・ディラン――自己を他者化するパフォーマー
真剣な気晴らし――ブコウスキーの死のかわし方
J・Jの詩学――ここからここへ
(『パターソン』→『デッドマン』→『パターソン』)
Ⅱ
『白鯨』――震災後のまなざしで読み直す
エドガー・アラン・ポーについて
『緋文字』のホーソーンのまなざし
『ウォールデン』――宇宙の一点に仮住まいする雄鶏の声
フラジャイル・ホイットマン
苦悩と狭さから――ディキンスンを読む
著者略歴
堀内正規(ホリウチ マサキ horiuchi masaki)
早稲田大学文学学術院教授。19世紀アメリカ文学、とりわけラルフ・ウォルドー・エマソン、ハーマン・メルヴィルなどを専門とする一方、ボブ・ディラン、日本の現代詩などについても執筆活動をする。著書『エマソン 自己から世界へ』(南雲堂、2017)、『裸のcommonを横切って』(吉増剛造、フォレスト・ガンダーと共著、小鳥遊書房、2019)『Melville and the Modern Age』(共著、英文、南雲堂、2010)、など。近刊として『吉増剛造と〈アメリカ〉』(思潮社)を予定している。翻訳として『しみじみ読むアメリカ文学』(共訳、松柏社、2007)、マシーセン『アメリカン・ルネサンス』(共訳、ぎょうせい、2011)などがある。
タイトルヨミ
カナ:イキヅライコノセカイデアメリカブンガクヲヨモウ
ローマ字:ikizuraikonosekaideamerikabungakuoyomou
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