近刊検索 デルタ

2022年8月12日発売

ぷねうま舎

出版社名ヨミ:プネウマシャ

ミジンコはわらった

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内容紹介
遺体となって発見された。死体遺棄の疑いで逮捕された男女は……。ミジンコ画家で、書字障害の征司、オネエバーで働くトランスジェンダー、ベリー、カルト教団で育ち、かなわぬ恋に焦がれる女性、キリコ──三匹のミジンコが紡ぎ出す名づけようもない関係性。強く、濃いそのつながりこそ、誰しもが求めるものではなかったか。抽象的な関係の支配にあえぎ、深い愛を求める、はみ出し者たちの生、そこには限りないやさしさが。姉妹篇三部作『臆病な僕らは幸福を病んで』『永遠をひろって』。
目次
プロローグ
食べられないミジンコ
卵を産めないミジンコ
絶滅危惧種のミジンコ
著者略歴
咲セリ(サキセリ sakiseri)
1979年生まれ。大阪在住。家族療法カウンセラー。生きづらさを抱えながら生きていたところを、不治の病を抱える猫と出会い、「命は生きているだけで愛おしい」というメッセージを受け取る。以来、NHK福祉番組に出演したり、全国で講演活動をしたり、新聞やNHK福祉サイトでコラムを連載したり、生きづらさと猫のノンフィクションを出版する。 主な著書に、『死にたいままで生きています』(ポプラ社)、『それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日」(KADOKAWA)、精神科医・岡田尊司との共著『絆の病──境界性パーソナリティ障害の克服』(ポプラ社)、『「死にたい」の根っこには自己否定感がありました──妻と夫、この世界を生きてゆく』(ミネルヴァ書房、解説・林直樹)、『息を吸うたび、希望を吐くように──猫がつないだ命の物語』(青土社)、小説処女作『臆病な僕らは幸福を病んで』『永遠をひろって』(ぷねうま舎)などがある。
タイトルヨミ
カナ:ミジンコハワラッタ
ローマ字:mijinkohawaratta

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