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内容紹介
アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。

巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。

特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。

前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。
目次
[巻頭座談会]
千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」

[レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス
平倉圭「霊をコンポーズする」

小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」

髙松夕佳「本を形にするために」

山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」

[小特集] プロトタイプとは何か?
エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也)

プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也)

池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」

古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」

[特集] 距離と創造性
作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗

アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里

変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠 

「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね

[座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」

その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実

砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲

武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介

[クロスレビュー]
ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-
ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋
パンデミック下で作品を捉えなおす
マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在
イサム・ノグチ 発見の道
Viva Video! 久保田成子展

[巻末レクチャー]
池田剛介「造形としてのライティングに向けて」
著者略歴
千葉雅也(チバマサヤ chibamasaya)
平倉圭(ヒラクラケイ hirakurakei)
小田原のどか(オダワラノドカ odawaranodoka)
山内朋樹(ヤマウチトモキ yamauchitomoki)
エリー・デューリング(エリーデューリング eriiduuringu)
池田剛介(イケダコウスケ ikedakousuke)
タイトルヨミ
カナ:ジョードジャーナル サン
ローマ字:joodojaanaru san

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