近刊検索 デルタ

2024年4月12日発売

筑摩書房

出版社名ヨミ:チクマショボウ

江戸の都市計画

ちくま学芸文庫
ちくま学芸文庫
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内容紹介
東京の原形はどのようなものだったのか。日本列島における江戸・東京の位置から始め、河川や海などその「水辺」の役割の変遷を追う。解説 髙橋元貴

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東京の〈原形〉はどのようなものであったのだろうか。本書はまず、日本列島という「く」の字形の島国におかれた東京の地理的位置と、大型河川=利根川水系の谷間にひろがった関東平野という自然環境上の原風景に着眼する。そこからいかに、運河都市・江戸へと発達していくのか。鎌倉時代以前から東京湾地域に活動したひとびと、江戸城と江戸の町の建設プロセス、その途上で消えた「江戸前島」など、水辺を中心に据えて読み解いていく。東京史・江戸史の大家が史料と博識とを存分に注ぎ、川と海の役割を追う一冊。地図多数。
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東京の〈原形〉は
どのようなものだったのか
水辺の地理と歴史から読む運河都市の成立
目次
Ⅰ 日本列島のなかの東京
Ⅱ 東京湾と利根川水系 環東京湾地域の原形
Ⅲ 東京の四つの水系
Ⅳ 東京湾をめぐる人々
Ⅴ 品川から江戸へ
Ⅵ 江戸前島ものがたり運 河都市の成立
Ⅶ 江戸の都市計画
Ⅷ 大江戸と東京
Ⅸ お台場時代
著者略歴
鈴木 理生(スズキ マサオ suzuki masao)
鈴木 理生(すずき・まさお):1926-2015年。東京生まれ。都市史研究家。地形学・考古学の視点から実証的に都市史をとらえ直し、都市の形成と変遷、流通、交通体系など多角的に論じた。著編書に『江戸はこうして造られた』『江戸の町は骨だらけ』『お世継ぎのつくりかた』(いずれも、ちくま学芸文庫)、『大江戸の正体』『江戸っ子歳事記』(ともに、三省堂)、『江戸の川 東京の川』(井上書院)、『川を知る事典』(日本実業出版社)、『江戸のみちはアーケード』(青蛙房)、『図説 江戸・東京の川と水辺の事典』(柏書房)、『江戸の橋』(角川ソフィア文庫)などがある。
タイトルヨミ
カナ:エドノトシケイカク
ローマ字:edonotoshikeikaku

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