近刊検索 デルタ

2023年3月31日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

自然再生による地域振興と限界地農業の支援

生物多様性保全施策の国際比較
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内容紹介
本書は第1部と第2部に別れ、第1部は我が国の取組を扱い、第2部は英国、韓国、台湾の取組を扱っている。我が国の限界地や耕作放棄地において、生物多様性の保全や自然再生の取組を行っている地域を対象に、その支援について検討した。
目次
第1部 我が国における限界地農業の支援制度と自然再生
第1章 耕作放棄地再生手法の類型化と地域振興
第2章 蜜源作物の導入による荒廃農地の解消の可能性
第3章 野草地を利用した緑茶の高付加価値販売─世界農業遺産・静岡の茶草場農法を例に─
第4章 寄付金付き土産による阿蘇農業の支援
第5章 消費者による応援消費を通じた生物多様性保全の可能性
第6章 寄付つきグリーン電力販売による農業支援
第7章 NPO等を中核とした協働活動による農業支援
第2部 海外における限界地農業の支援制度と自然再生
第8章 英国イングランドの新しい農業環境政策(ELM事業)に見る自然再生と農業との両立
第9章 英国の新たな農業政策による構造変革─集約化と粗放化の二極化─
第10章 英国の条件不利地域農業の行方─ダートムーアの事例から─
第11章 台湾の自然再生と森林養蜂
第12章 韓国の事例にみる自然再生と農業
著者略歴
矢部 光保(ヤベ ミツヤス yabe mitsuyasu)
九州大学大学院農学研究院教授、京都大学農学部 卒、博士(農学)。農林水産省農林水産政策研究所・環境評価研究室長、英国 ロンドン大学主席客員研究員などを経て、現職。専門は農業経済学、環境経 済学。農業の持つ外部経済効果や有機性資源の地域循環を中心に研究を進め ている。矢部編著『高水分バイオマスの液肥利用─環境影響評価と日中欧の 比較─』(筑波書房)、矢部・林編著『生物多様性のブランド化戦略─豊岡コ ウノトリ育むお米にみる成功モデル─』等、著書・論文多数。
タイトルヨミ
カナ:シゼンサイセイニヨルチイキシンコウトゲンカイチノウギョウノシエン
ローマ字:shizensaiseiniyoruchiikishinkoutogenkaichinougyounoshien

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