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2013年8月23日発売

ガイアブックス

出版社名ヨミ:ガイアブックス

自閉症 回復への道しるべ

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内容紹介
米国の自閉症治療を牽引する著者が提唱する自閉症の子どものための独自の治療プログラム。自閉症は病態がきわめて複雑で、ストレスや毒素、アレルギー、ウイルス、遺伝的な感受性等、多数の因子が絡まって発病し、単一の方法では治らないと言われている。しかしながら著者は、自閉症の98%は改善すると訴える。本書で、著者の長年にわたる生化学、分子生物学、バイオテクノロジーの広範囲におよぶ研究の成果から得られた結論をもとにたどり着いた、自閉症の治療プログラムが示される。近年発達したニュートリゲノミクスの自閉症への応用は遺伝的体質の解明に役立ち、遺伝的性質の原則に従って治療する個別化医療への道を拓く。
目次
Ⅰ 新しいアプローチの基礎
第1章:回復へのロードマップ
 パラダイムの変化/自閉症と共に暮らすこと/回復は可能です/私の治療法の進め方/医師と手を携えること/ガイドとして本書を使用する/中核となる科学的知識/現代生活の複雑さ/現代病の複雑さ/特効薬の神話/単一の原因および治療を超えて

自閉症のパズル
 多角的な要因/個々の患者に適した治療法/パズルのピースを理解する
約束

第2章:ニュートリジェノミックスとメチル化サイクル
神経系炎症
ニュートリジェノミックスという新しい科学
 遺伝子検査/何故メチル化の機能が必要なのでしょうか?/どの遺伝子を検査すべきでしょうか?
自閉症は多因子性疾患
メチル化はメッセージです
 DNAの修復と構築/免疫機能/消化器系の疾患/メチル化の低下、T細胞の低下、ヒスタミンの増大、炎症の増大/DNAのサイレンシング/神経伝達物質のバランス/金属の解毒/メチル化と解毒/炎症/膜流動性/エネルギーの生成/蛋白質の活性/ミエリン化
健康状態におけるメチル化の役割
 癌/妊娠時のリスク
老化
 感染、バクテリアとウイルス
メチル化:天性か育成か
SNP(スニップ)の紹介
 何故遺伝子検査をするのでしょうか?/遺伝子のアルファベット/基本のSNPs(一塩基変異多型)

第3章:安全な解毒の促進
遺伝的要因
環境要因
 目に見えない負担/重要な環境毒素/有害金属および神経系炎症/メチル化の解毒における役割
病原菌
 連鎖球菌と腸細菌/予防接種が誘発するウイルス負荷/ヘルペス・ウイルス/他の慢性ウイルス感染/微生物と金属/メタル/微生物保持の根源
解毒の追跡
 金属除去のパターン
結論

Ⅱ 新しいアプローチの実施

第4章:ステップ1
ベースライン検査
3つのステップからなるプログラム
 ステップ1_食事の改善、サプリメントの摂取の概要/ステップ2_解毒の概要/ステップ3_神経の生成と修復の概要
ステップ1 プログラムの準備
 基本的なサプリメントのサポート/何故これほど多くのサプリメントを使用するのでしょう/食事療法と食品の反応/問題の多い食品材料
興奮毒素の制御
 神経伝達物質:GABAとグルタミン酸のバランス/グルタミン酸塩:GABAのバランス調整の必要性を示すラボ検査と他の指標/グルタミン酸塩はどの様に神経細胞に害を与えるか?/カルシウムレベルの調整(もし必要なら)/バランスを保つための他の必須ミネラル/グルタミン酸塩/グルタミン酸塩過多およびGABAの枯渇の症状/健康的なグルタミン酸塩とGABAのバランスの維持/グルタミン酸塩とGABAのバランスに必要なラボテスト結果と他の指標
毒性食品の成分
 避けるべき食物/興奮毒素の食品成分/一般的な毒素または他の有害物質を含む食品
結論

第5章:健康的な消化機能の促進
肝臓
腎臓
膵臓
消化器官
 腸の問題を改善する/過剰な酸/腸の健康に欠かせない要素/腸プログラムの要約

第6章:ステップ2のスタート
解毒への理解
ミネラルのモニター
 UTM/UTEE検査結果に基づいて推薦するサプリメント/解毒中のミネラル補助
ステップ2を始める準備はできていますか?
 サプリメントの追加/遺伝子の変異の迂回/ダイナミック・サイクル
検査結果への理解
ニュートリジェノミックス検査の読み方
ステップ2:何処から始めるべきでしょうか?
 遺伝子の変異の概要
最優先すべき遺伝子の変異
 SHMTとACATの変異に取り組む/CBS遺伝子の変異に取り組むこと/CBSのバランスを保つこと/CBSのプロトコル/BH4三本脚のスツール/CBS上方制御の徴候
優先順位第2位の変異
 メチル化サイクルの概要/COMT(カテコールO-メチルトランスフェラーゼ)の状態/MTR/MTRRの状態/MTHFrの状態
検査によるメチル化の状態のフォロー
短い経路へのサポート
 BHMTの状態
他の重要な遺伝子
 MaoA(モノアミン酸化酵素A)/SUOX/モリブデンの重要な役割/NOS(一酸化窒素シンターゼ)/PEMT
サイクルの全ての部分を強化する
 腸のサポートを再検討する/ミトコンドリアのサポート/G6PDH(グルコース6リン酸脱水素酵素)活性の減少/グルタチオンのサポート/尿素回路のサポート/アミノ酸全般のサポート/先を見て

第7章:ステップ2
 メタルプログラムを導入するには/解毒を促進するサプリメント/RNAフォーミュラ
RNAメタルⅠのプログラムの開始
 解毒をフォローする/メタルⅠとⅡ RNAプログラムの休息期間に
メタルⅡ RNAプログラム
メタルⅢ RNAプログラム
メタルⅣ RNAプログラム
解毒の管理
 症状のサポート/ビッグなクリーニング
その他の要因
 連鎖球菌に対処する/感染と甲状腺/アルミニウムについての助言
解毒について

第8章:ステップ3
ステップ3の開始
 神経の成長と再ミエリン化をサポートする推薦療法/気分と行動の変化
追加的療法
結論

Flow Chart for Microbes


著者略歴
エィミー・ヤスコ( )
自然療法博士、ナチュラルヘルス博士、代替療法医、ホリスティックヘルスケア・プラクティショナー、アメリカ統合医学会特別会員。生化学、分子生物学、バイオテクノロジーの分野における広範な知識を持ち、DNA/RNAに基づく診断学および治療学の専門家として認められている。逆症療法、代替療法のいずれにおいても研究・臨床の経験を持ち、それぞれの分野で成果をあげた後、慢性の炎症、免疫疾患、神経障害を専門とする代替のヘルスケア診療所を始めた。これまでに急性側索硬化症、多発性硬化症、パーキンソン病、アルツハイマー病、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、自閉症などの治療に効果を発揮し、現在は自閉症治療のプログラムづくりに取り組んでいる。
北原 健(キタハラ ツヨシ kitahara tsuyoshi)
慶應義塾大学卒業。日本オーソモレキュラー医学会講師、ブレイン・ホリスティックコンサルタンツ代表。代替医療による身体の解毒と機能改善を専門とし、世界の著名医師・病院と提携し日本で未だ取り入れられない治療、器具などの紹介業務を行う。代替医療・機能性医療・オーソモレキュラー(正常生体分子)治療を専門分野とする。カナダDr. エーブラム・ホッファー医師とともに、日本にカナダ統合失調症基金日本友好支部、国内医師と日本オーソモレキュラー医学会を設立する。解説書に『うつ もう一つの解決法』『デトックスで治す自閉症』(いずれも中央アート出版社)がある。
タイトルヨミ
カナ:ジヘイショウ カイフクヘノミチシルベ
ローマ字:jiheishou kaifukuhenomichishirube

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