出版社による内容紹介:
「ポスト真実」時代の到来とともに、デマとテロ、偽旗作戦とポピュリズム、IS化と「トランプ化」の津波に揉まれつつ、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教・非宗教の世界の知性22人が、真直ぐ、「シャルリ・エブド事件」を解明しようとする、根源的エッセー集。 巻末には監訳者の板垣雄三氏による、80頁に及ぶ渾身の多面的な詳細解説を掲載。
「ポスト真実」時代の到来とともに、デマとテロ、偽旗作戦とポピュリズム、IS化と「トランプ化」の津波に揉まれつつ、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教・非宗教の世界の知性22人が、真直ぐ、「シャルリ・エブド事件」を解明しようとする、根源的エッセー集。 巻末には監訳者の板垣雄三氏による、80頁に及ぶ渾身の多面的な詳細解説を掲載。
目次:
凡例
序
第1部 背景
――
歴史的展望の諸相
1章 「冒涜行為」対「言論の自由」についての市民同士の
グローバル対話に向けて――一人のムスリムとしての見方………12
ケヴィン・バレット
2章 シャルリ・エブド事件――NATOによる統制の型どおりの練習問題、
加えて言論の自由を擁護する若干のコメント………79
ウェブスター・グリフィン・タープリー
3章 シャルリ?
ノン・メルシ!
フランス史の中の嫌イスラムと親イスラム………101
ジョン・アンドリュー・モロー
4章 二都物語――ニューヨークとパリの二つの「9・11」を結ぶ
悩ましい相似性………117
バーバラ・ホネガー
5章 9・11以前と以後の偽旗作戦
大量"欺瞞"兵器はいかに相互連結的か………130
ケヴィン・バレット
6章 テロリズムについての魔女狩り………148
アンソニー・ホール
7章 シャルリ・エブドの序幕――2012年3月のモハンメド・メラーハ事
件(モサドと仏中央国内情報局DCRIとの合同製作?)………169
ローラン・ギュエノ(ケヴィン・バレット英訳)
8章 仕込まれた身分証明書が暴くパリの偽旗作戦………190
ケヴィン・バレット
第2部 観点いろいろ――神話に操られたコンセンサスを打ち砕く
9章 シャルリ・エブドはワシントンのヘゲモニーから欧州を解放するか? 197
ポール・クレイグ・ロバーツ
10章 「帝国」はフランスに攻撃を仕掛ける………203
アラン・ソラル(ケヴィン・バレット英訳)
11章 シャルリとの一体化は良識あることか?………218
ジョン・コッブ
12章 シャルリ(9/11)エブドへのイスラムからの一回答………225
イムラン・N・ホセイン
13章 パリ市民の「ユーモア作家たち」[の死]を悼みつつ、
欧米メディアの偽善に挑戦する………232
ラビ・マイケル・ラーナー
14章 わたしがシャルリでないのは、なぜか………239
アンドレ・ヴルチェク
15章 シャルリ・エブド、9・11、そして悪魔的聖性………246
サッディアス・J・コズィンスキー
16章 シャルリ・エブドと欧米の対イスラム文化戦争………266
ザファル・バンガシュ
17章 「自由な言論」の波頭に漂うフランスの路線………276
ロレンス・デヴィドソン
18章 「私は自分が誰か[敢えて]知らない」――シャルリ・エブド事件のよう
な悲劇について、政府の説明が滅茶苦茶なとき、意味が分かるようにする
こと………283
スィンスィア・マッキンニー
19章 私はセム人!――ユダヤ人よ、反セム人であることをやめ、世界に「反
セム主義」の語を使わぬよう訴えよ………304
イブラーヒーム・スーディー
20章 わたしは混乱状態………312
イヴォンヌ・リドリー
21章 現代イスラエルの創世記………318
バリー・ハミシュ
22章 シャルリ・エブドと巧みなメディア誘導の名手たち………
325
アシャーヘド・M・ムハンマド
23章 コペンハーゲンの偽旗作戦――シャルリ・エブドの続きか?………331
オーレ・ダーメゴー
24章 イラン・イスラム共和国最高指導者の欧州と北米の若者たちに宛てた
メッセージ………349
アーヤトッラー・セイエド・アリー・ハメネイー師
原著あとがき シャルリ・エブド事件の容疑者リスト………353
ケヴィン・バレット
寄稿者の紹介………361
解説
ウソと謀略に踊る世界の破局――どう向き合うか………371
板垣雄三
この本の読み方…371/この本の内容を把握するための指標的ポイント…
376
/この本を置く書棚…392/日本の〈謀略〉体験の歴史との響き合い…406/
「満蒙開拓」とパレスチナ植民との同時並行性…416/イスラムの宗教的・
文明的〈ちから〉への着目とその政治的利用の企て…419/文明間対話の実験
に乗り出すこと…430
この本を読み込む人の足元――自己中心・自民族中心の立場を脱け出る…437
原注………476
監訳者あとがき(板垣雄三)………477
凡例
序
第1部 背景
――
歴史的展望の諸相
1章 「冒涜行為」対「言論の自由」についての市民同士の
グローバル対話に向けて――一人のムスリムとしての見方………12
ケヴィン・バレット
2章 シャルリ・エブド事件――NATOによる統制の型どおりの練習問題、
加えて言論の自由を擁護する若干のコメント………79
ウェブスター・グリフィン・タープリー
3章 シャルリ?
ノン・メルシ!
フランス史の中の嫌イスラムと親イスラム………101
ジョン・アンドリュー・モロー
4章 二都物語――ニューヨークとパリの二つの「9・11」を結ぶ
悩ましい相似性………117
バーバラ・ホネガー
5章 9・11以前と以後の偽旗作戦
大量"欺瞞"兵器はいかに相互連結的か………130
ケヴィン・バレット
6章 テロリズムについての魔女狩り………148
アンソニー・ホール
7章 シャルリ・エブドの序幕――2012年3月のモハンメド・メラーハ事
件(モサドと仏中央国内情報局DCRIとの合同製作?)………169
ローラン・ギュエノ(ケヴィン・バレット英訳)
8章 仕込まれた身分証明書が暴くパリの偽旗作戦………190
ケヴィン・バレット
第2部 観点いろいろ――神話に操られたコンセンサスを打ち砕く
9章 シャルリ・エブドはワシントンのヘゲモニーから欧州を解放するか? 197
ポール・クレイグ・ロバーツ
10章 「帝国」はフランスに攻撃を仕掛ける………203
アラン・ソラル(ケヴィン・バレット英訳)
11章 シャルリとの一体化は良識あることか?………218
ジョン・コッブ
12章 シャルリ(9/11)エブドへのイスラムからの一回答………225
イムラン・N・ホセイン
13章 パリ市民の「ユーモア作家たち」[の死]を悼みつつ、
欧米メディアの偽善に挑戦する………232
ラビ・マイケル・ラーナー
14章 わたしがシャルリでないのは、なぜか………239
アンドレ・ヴルチェク
15章 シャルリ・エブド、9・11、そして悪魔的聖性………246
サッディアス・J・コズィンスキー
16章 シャルリ・エブドと欧米の対イスラム文化戦争………266
ザファル・バンガシュ
17章 「自由な言論」の波頭に漂うフランスの路線………276
ロレンス・デヴィドソン
18章 「私は自分が誰か[敢えて]知らない」――シャルリ・エブド事件のよう
な悲劇について、政府の説明が滅茶苦茶なとき、意味が分かるようにする
こと………283
スィンスィア・マッキンニー
19章 私はセム人!――ユダヤ人よ、反セム人であることをやめ、世界に「反
セム主義」の語を使わぬよう訴えよ………304
イブラーヒーム・スーディー
20章 わたしは混乱状態………312
イヴォンヌ・リドリー
21章 現代イスラエルの創世記………318
バリー・ハミシュ
22章 シャルリ・エブドと巧みなメディア誘導の名手たち………
325
アシャーヘド・M・ムハンマド
23章 コペンハーゲンの偽旗作戦――シャルリ・エブドの続きか?………331
オーレ・ダーメゴー
24章 イラン・イスラム共和国最高指導者の欧州と北米の若者たちに宛てた
メッセージ………349
アーヤトッラー・セイエド・アリー・ハメネイー師
原著あとがき シャルリ・エブド事件の容疑者リスト………353
ケヴィン・バレット
寄稿者の紹介………361
解説
ウソと謀略に踊る世界の破局――どう向き合うか………371
板垣雄三
この本の読み方…371/この本の内容を把握するための指標的ポイント…
376
/この本を置く書棚…392/日本の〈謀略〉体験の歴史との響き合い…406/
「満蒙開拓」とパレスチナ植民との同時並行性…416/イスラムの宗教的・
文明的〈ちから〉への着目とその政治的利用の企て…419/文明間対話の実験
に乗り出すこと…430
この本を読み込む人の足元――自己中心・自民族中心の立場を脱け出る…437
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監訳者あとがき(板垣雄三)………477
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