近刊検索 デルタ

2016年8月24日発売

北大路書房

出版社名ヨミ:キタオオジショボウ

臨床描画研究31

自己治癒の営みとしての描画
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内容紹介
今回の特集は,「自己治癒の営みとしての描画」と題して,描画の持つ自己治癒効果を視点に,優れた成果を上げている実践家により,現場で行われる描画療法の実際についてまとめる。描画の描き手の症状変化ならびにそこで起こってくる癒やしの行為について読者は知ることになる。特別講演では「造形と精神分析」を収載する。
目次
■特集 自己治癒の営みとしての描画

巻頭言:自己治癒の営みとしての描画
  (大正大学人間学部臨床心理学科)森岡由紀子
「生」をよみがえらせる描画――平川病院外来OTの例より
  (京都造形芸術大学)藤沢 三佳
「揺れながら生きる」自己を発見するための臨床描画─―「みる」行為から「みつける」体験へ
  (山口大学教育学部)木谷 秀勝
描画することの意味─―普遍性と一回性
  (広島国際大学大学院心理科学研究科)寺沢英里子
指定討論:自己治癒の営みとしての描画
  (北翔大学大学院)村瀬嘉代子

■特別講演
造形と精神分析――意味のかたち
  (京都大学大学院人間環境学研究科/現・奈良大学社会学部心理学科)新宮一成

■教育講演
心理臨床における描画の可能性
  (大阪樟蔭女子大学)高橋依子

■研究論文
樹木画テストに見られる物語性について
  (徳島文理大学人間生活学部心理学科)中津達雄
  (徳島県発達障がい者総合支援センター)関 薫
保育所年長児のKSDにおけるシンボルとスタイルの分析
  (中部大学)松尾久枝
  (同朋大学)加藤孝正

●事例報告
“言葉にならない領域”と言葉をつなぐ描画の役割について
  (金沢大学)村松朋子

●資料論文
都内心療内科のバウムテストにおける季節の影響の解析――画像解析を用いた定量解析
  (医療法人社団神心会)藤原 徹
  (医療法人社団神心会)大塚舞子

■書評
『悩みを生きる幸せ:少年非行,離婚,家族の病いを手がかりにして』
  (大阪樟蔭女子大学)高橋依子
著者略歴
日本描画テスト・描画療法学会(ニホンビョウガテストビョウガリョウホウガッカイ nihonbyougatesutobyougaryouhougakkai)
タイトルヨミ
カナ:リンショウビョウガケンキュウサンジュウイチ
ローマ字:rinshoubyougakenkyuusanjuuichi

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