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2025年11月7日発売

千里文化財団

季刊民族学194 特集 海と河川をめぐるグローバルヒストリー:人・ものの往来と文化創発

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内容紹介
四周を海に囲まれた日本列島の人びとは、近代以降、汽船によって地球規模で移動するようになった。その結果、どこへどんなものが運ばれ、そこでどんな文化が創発されたのだろうか。
本特集では、日本と朝鮮半島や中国東北部、東南アジア、南太平洋、地中海、南アメリカとのあいだを船で行き来した人・ものの物語を通して、海と河川をめぐるグローバルヒストリーを解き明かしたい。
目次
【特集】
「水の上を行き来した人びとやものの物語を通して、歴史をたどりなおす」 根川 幸男
「戦時下に海を越えて得た学び:昭和14年度東京女子高等師範学校の大陸旅行」 志賀 祐紀
「海を渡った陸の交通手段:近代ベトナムの人力車」ファン・ハイ・リン
「まなざしの航路:西田直二郎、アドリア海からギリシャ・中東世界への旅」入山 洋子
「世界遺産レヴカからみるフィジーと世界、日本とのつながり:ダークツーリズムの視点から」西野 亮太
「マナウスよりマウエスへ:アマゾン中流域の河旅」根川 幸男
「日本内地の延長上にある移民船:つくられた移民像と実像のあいだ」飯窪 秀樹
「アマゾンと樺太を往来する記憶:猪股正が残した回想録」ファクンド・ガラシーノ
「胡椒はいかにしてブラジルアマゾンへもたらされたのか:南洋・南米をつなぐ人的ネットワーク」酒井 佑輔
「おんぶ姿は猿のようだと欧米人に笑われるのは本当か:日系ブラジル移民が背負わされたもの」 橋本 順光
【連載1】フィールドワーカーの布語り、モノがたり
最終回「スラウェシ島トラジャ地域における機織りの復興:持続する在来の腰機」日下部啓子
「連載企画『フィールドワーカーの布語り、モノがたり』最終回にあたって:伝統染織の生産現場における変化と継承」中谷文美
【連載2】野僧記:映像人類学者のオートエスノグラフィー
第3回「お斎とインジェラ、共食をめぐって」川瀬慈
著者略歴
根川幸男(ネガワサチオ negawasachio)
国際日本文化研究センター 特定研究員。専門は移民史・海事史・文化研究。主に日本人・東アジア人の南米移民史について調査・研究をおこなう。著書に『ブラジル日系移民の教育史』(みすず書房)、『移民がつくった街サンパウロ東洋街―地球の反対側の日本近代』(東京大学出版会)、『移民船から世界をみる―航路体験をめぐる日本近代史』(法政大学出版局)、共著にinqüentenário daPresença Nipo-Brasileira em Brasília(FEANBRA)など
志賀祐紀(シガユキ shigayuki)
ファン・ハイ・リン(ファン・ハイ・リン fan・hai・rin)
入山洋子(イリヤマヨウコ iriyamayouko)
西野亮太(ニシノリョウタ nishinoryouta)
飯窪秀樹(イイクボヒデキ iikubohideki)
ファクンド・ガラシーノ(ファクンド・ガラシーノ fakundo・garashiino)
酒井佑輔(サカイユウスケ sakaiyuusuke)
橋本順光(ハシモトヨリミツ hashimotoyorimitsu)
日下部啓子(クサカベケイコ kusakabekeiko)
中谷文美(ナカタニアヤミ nakataniayami)
川瀬慈(カワセイツシ kawaseitsushi)
タイトルヨミ
カナ:キカンミンゾクガクヒャクキュウジュウヨン ウミトカセンヲメグルグローバルヒストリー ヒト・モノノオウライトブンカソウハツ
ローマ字:kikanminzokugakuhyakukyuujuuyon umitokasenomeguruguroobaruhisutorii hito・mononoouraitobunkasouhatsu

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