ほか
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定価:2,640円(2,400円+税)
判型:A5
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内容紹介
ドビュッシー、ガーシュウィン、ストラヴィンスキー、ケージ……
音楽上の革新はどのように楽譜に書き記されたのか。
演奏家×作曲家×音楽学者のコラボレーションによる知的興奮あふれる講義録!
伝統的な音楽語法に飽き足らず、まったく新しい表現を模索した20世紀の作曲家たち。
彼らは音楽記号を変形したり、新しく考案したり、五線を使わない記譜法を開発したりして、みずからの着想を書き記そうとした。
ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽はどう記譜されたのか。
ストラヴィンスキーの原始主義はどのように記述されているのか。
ガーシュウィンはジャズのイディオムをどう楽譜で表現したのか。
ケージやヴァレーズの実験性は楽譜からどう読みとれるのか──
作曲家、音楽学者、演奏家がタッグを組み、
作曲家たちがおこなった〈紙の上の革命〉の真相を明らかにする。
国立音楽大学でおこなわれた知的興奮あふれる連続講義を書籍化。
ジャズ・ピアニスト小曽根真のガーシュウィン論も収録!
音楽上の革新はどのように楽譜に書き記されたのか。
演奏家×作曲家×音楽学者のコラボレーションによる知的興奮あふれる講義録!
伝統的な音楽語法に飽き足らず、まったく新しい表現を模索した20世紀の作曲家たち。
彼らは音楽記号を変形したり、新しく考案したり、五線を使わない記譜法を開発したりして、みずからの着想を書き記そうとした。
ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽はどう記譜されたのか。
ストラヴィンスキーの原始主義はどのように記述されているのか。
ガーシュウィンはジャズのイディオムをどう楽譜で表現したのか。
ケージやヴァレーズの実験性は楽譜からどう読みとれるのか──
作曲家、音楽学者、演奏家がタッグを組み、
作曲家たちがおこなった〈紙の上の革命〉の真相を明らかにする。
国立音楽大学でおこなわれた知的興奮あふれる連続講義を書籍化。
ジャズ・ピアニスト小曽根真のガーシュウィン論も収録!
目次
はじめに
第1章 20世紀音楽の楽譜を読む
──作曲家の発想の変化が楽譜の変化を生む
白石美雪 聞き手:久保田慶一
第2章 あふれる想いを書き綴った楽譜
──ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽
森垣桂一
第3章 原始のエネルギーはどのように楽譜化されたか
──ストラヴィンスキーの原始主義
白石美雪+池原舞
第4章 民俗音楽の採譜と作品の記譜
──バルトークのヴァイオリン音楽
伊東信宏
第5章 革新的な発想で書かれた楽譜
──ロシア・アヴァンギャルドの音楽
中田朱美
第6章 ジャズのイディオムはどのように楽譜化されたか
──ガーシュウィンのシンフォニック・ジャズ
小曽根真
第7章 語りと歌の狭間で
──シェーンベルクの表現主義
長島剛子+梅本実
第8章 新しい音律を求めて
──パーチの創作楽器
柿沼敏江
第9章 内部奏法からプリペアド・ピアノまで
──カウエルとケージの新しいピアノ
白石美雪+井上郷子
第10章 極小形式と楽器法
──ひとつの根本思想から発展するヴェーベルンの音楽
安良岡章夫
第11章 ノイズに満ちた音楽を書きとめた楽譜
──ヴァレーズの音楽
森垣桂一+福田隆
第12章 リリカルな表現の記譜
──ベルクの音楽
土田英介
第13章 さまざまな音楽要素が混在する音楽
──ストラヴィンスキーの新古典主義《兵士の物語》
森垣桂一
第14章 同時代そのものがひしめく機械とノイズの音楽
──ヒンデミットの時事的音楽
長木誠司
楽曲解説/年表
あとがき
索引
第1章 20世紀音楽の楽譜を読む
──作曲家の発想の変化が楽譜の変化を生む
白石美雪 聞き手:久保田慶一
第2章 あふれる想いを書き綴った楽譜
──ドビュッシーの静寂・沈黙の音楽
森垣桂一
第3章 原始のエネルギーはどのように楽譜化されたか
──ストラヴィンスキーの原始主義
白石美雪+池原舞
第4章 民俗音楽の採譜と作品の記譜
──バルトークのヴァイオリン音楽
伊東信宏
第5章 革新的な発想で書かれた楽譜
──ロシア・アヴァンギャルドの音楽
中田朱美
第6章 ジャズのイディオムはどのように楽譜化されたか
──ガーシュウィンのシンフォニック・ジャズ
小曽根真
第7章 語りと歌の狭間で
──シェーンベルクの表現主義
長島剛子+梅本実
第8章 新しい音律を求めて
──パーチの創作楽器
柿沼敏江
第9章 内部奏法からプリペアド・ピアノまで
──カウエルとケージの新しいピアノ
白石美雪+井上郷子
第10章 極小形式と楽器法
──ひとつの根本思想から発展するヴェーベルンの音楽
安良岡章夫
第11章 ノイズに満ちた音楽を書きとめた楽譜
──ヴァレーズの音楽
森垣桂一+福田隆
第12章 リリカルな表現の記譜
──ベルクの音楽
土田英介
第13章 さまざまな音楽要素が混在する音楽
──ストラヴィンスキーの新古典主義《兵士の物語》
森垣桂一
第14章 同時代そのものがひしめく機械とノイズの音楽
──ヒンデミットの時事的音楽
長木誠司
楽曲解説/年表
あとがき
索引
著者略歴
久保田 慶一(クボタ ケイイチ kubota keiichi)
東京藝術大学大学院修士課程を修了。フライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、現在、国立音楽大学教授。国立音楽大学音楽研究所元所長。音楽学博士(東京藝術大学大学院)。専門は西洋音楽史および音楽理論。
白石 美雪(シライシ ミユキ shiraishi miyuki)
武蔵野美術大学教授。専門は音楽学、20世紀前衛音楽史および近現代日本音楽史。著書に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を ジョン・ケージ50の言葉』(アルテスパブリッシング)、編著に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)など。
井上 郷子(イノウエ サトコ inoue satoko)
ピアニスト。専門は現代音楽演奏、作品および奏法研究。主なレパートリーは、近藤譲、ジョン・ケージ、モートン・フェルドマン、リュック・フェラーリ、現代日本のピアノ作品など。東京学芸大学大学院作曲科修了。第10回佐治敬三賞受賞。現在、国立音楽大学教授。
森垣 桂一(モリガキ ケイイチ morigaki keiichi)
東京藝術大学、パリ国立高等音楽院、サンクトペテルブルク音楽院で学ぶ。第42回日本音楽コンクール作曲部門第1位、平成12年度芸術祭優秀賞受賞。現在、国立音楽大学および大学院特任教授、東京藝術大学作曲科、東京音楽大学各講師。日本現代音楽協会副理事長。専門は作曲・作曲理論。
池原 舞(イケハラ マイ ikehara mai)
早稲田大学講師:音楽学
伊東 信宏(イトウ ノブヒロ itou nobuhiro)
大阪大学大学院文学研究科教授:音楽学
梅本 実(ウメモト ミノル umemoto minoru)
国立音楽大学教授:ピアノ
小曽根 真(オゾネ マコト ozone makoto)
国立音楽大学教授:ジャズピアノ、作・編曲
柿沼 敏江(カキヌマ トシエ kakinuma toshie)
京都市立芸術大学名誉教授:音楽学
今野 哲也(コンノ テツヤ konno tetsuya)
国立音楽大学、玉川大学、桐朋学園大学各非常勤講師:音楽理論
長木 誠司(チョウキ セイジ chouki seiji)
東京大学大学院教授:表象文化論
土田 英介(ツチダ エイスケ tsuchida eisuke)
桐朋学園大学教授:作曲・作曲理論
長島 剛子(ナガシマ タケコ nagashima takeko)
国立音楽大学教授:声楽・ドイツ歌曲
中田 朱美(ナカタ アケミ nakata akemi)
国立音楽大学ほか非常勤講師:ロシア・ソヴィエト音楽
福田 隆(フクダ タカシ fukuda takashi)
国立音楽大学元教授、現在、熊本学園大学特命教授:打楽器
安良岡 章夫(ヤスラオカ アキオ yasuraoka akio)
東京藝術大学理事・副学長:作曲
タイトルヨミ
カナ:ガクフデワカルニジュッセイキオンガク
ローマ字:gakufudewakarunijusseikiongaku
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土田 英介 最近の著作
長島 剛子 最近の著作
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